こんにちは、コスメ&メイクライターの古賀令奈です。眉はトレンド感が反映されやすいパーツ。今っぽさを出したい方は、眉の描き方をブラッシュアップしてみてください。今回は2023年のトレンドを盛り込んだ、オトナ女子向け今っぽ眉の作り方をご紹介します。
やや細めのスキニーブロウがトレンドに
2023年の眉トレンドは、ラフな太めの眉からやや細めにシフト。細めといってもごく自然にさりげなく。眉山のカーブはこれまでよりも少しだけ鋭角にしてみてください。わずかな変化でも、すっきりと洗練された印象になるでしょう。では、この眉をつくる手順をご紹介します。
ペンシルで1本ずつ描き足す
最初に、ペンシルで全体の形をつくりましょう。ふんわりとした太眉づくりではパウダーを使うのが定番でしたが、シャープに仕上げるにはペンシルの方が適しています。
ポイントは、眉尻の終点を決めること。小鼻と目尻を結んだ延長線上を眉尻の終点とします。そして、この終点を目掛けて、眉山から下ろすように描けばOKです。昔流行った細眉のように、鋭角にしすぎないように注意しましょう。
使用したのは、セザンヌ「超細芯アイブロウ」06 ベリーブラウン(税込550円)。0.9mmの円芯が繊細な仕上がりを叶えます。06 ベリーブラウンは赤みのあるブラウン系です。
こちらで1本ずつ描き足すイメージで眉尻を描き上げたら、眉頭から眉中の眉毛の隙間を埋めるように描けばOKです。
眉マスカラで明るいカラー眉にチェンジ
2023年もカラー眉のトレンドは継続しています。しかし、ペンシルだけだと眉全体の色を変えるのは難しいもの。眉マスカラで全体の色を整えましょう。
セザンヌ「極細アイブロウマスカラ」C1 ピンクブラウン(税込528円)は、ニュアンスカラーの高発色な眉マスカラ。地肌につきにくく小回りの利く極細ブラシで、細部まで美しい仕上がりを叶えます。
最初に眉の毛流れに逆らうように塗った後、毛流れに沿って整えるように塗れば完成です。
コンシーラーで不要な毛をカモフラージュ
今の40代の方は、以前細眉が流行った時に眉を抜いていた人が多いと思います。今は細眉にするといっても、眉は基本的に抜かないのが鉄則。眉を抜くと生えにくくなるので、極力抜かないようにしてください。
そこで活躍するのがコンシーラー。いらない部分の毛を隠すようにコンシーラーを塗ってみましょう。
使用したのは、CHANEL「ル ブラン コンシーラー」B10(APF40・PA+++ 税込6,270円)。高いカバー力でシミやソバカスなどの部分カバーに活躍します。
コンシーラーをブラシにとり、眉の不要な部分を隠すように塗りましょう。眉下にも眉のラインに沿うようにコンシーラーを入れると、洗練された印象になります。
仕上がりがこちら。太さや形さをわずかに変えるだけで印象が変化しました。
眉メイクにトレンドを盛り込んで、今っぽさを手に入れてみませんか?