「食べた時の感動を今でも一生忘れない...」
「ほんとに至福で美味しい」
「全人類、これは最強のグミです」
2023年4月13日現在、SNS上で大人気のグミがあります。
名前は「至福の桃グミ」。日本グミ協会もツイッターで「『至福の桃グミ』日本グミ協会として大好きなグミが再販されました!」(2023年3月22日投稿)と紹介するほど、支持を集めています。
じつはこのグミ、販売当初は地域限定販売でした。そこからじわじわと人気を広げていき、全国で販売されるまでになりました。
好評につき全国へ
「至福の桃グミ」(145円/12粒入り)は、UHA味覚糖と福島県桑折町との共同開発で生まれました。福島県桑折町(こおりまち)産の桃「あかつき」の果汁を使用しています。
「あかつき」は、皇室に贈られる「献上桃」に選ばれるほど有名な品種で、甘く、ジューシーな味わいが特徴です。
2017年の10月に東北地方限定で販売を開始。好評の声を受けて2020年からは全国展開をスタート。以降ほぼ毎年、一部コンビニ等での限定販売を続けてきました。そして今年は、全国のコンビニエンスストアでの展開を開始しました。
基本的には、"期間限定販売"なので、一部のファンからは、幻のグミとしても知られています。
ここまで支持される味のヒミツはどこにあるのか、UHA味覚糖広報宣伝デパートメントの担当者に話を聞きました。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。
至福のヒミツはゼラチン
袋を開けると、桃の甘い香りがフワりと広がります。人工的な桃の香りではなく、本物の桃の香りにとても近いと感じます。
グミは、桃をイメージした形で透明感があり、やわらかくむにゅっとした弾力を感じます。
食べた人からは「ほんとに至福で美味しい」と言われていますが、担当者に聞くと、美味しさの秘密はゼラチンにあるといいます。
「至福の桃グミは、通常より融点が低いフィッシュゼラチンを使用しています。やわらか食感の後に、とろけるような口あたりを実現できました」
たしかに、食べてみると口の中で優しくとろけていき、まるで桃ジュースを飲んでいるようなジューシーな果汁感が口に広がります。
口の中でじっくり溶かしながら食べてみると、濃厚な甘さがじんわりと広がり、満足感を得られます。これが融点が低い"フィッシュゼラチン"がなせる業なのかもしれません。
一方で、硬さは思っていたよりもハード。噛み応えがあります。硬めグミが好きな人も楽しめると感じました。
期間限定での販売でありながら「想定以上の反響をいただいております」と担当者は話します。販売数量などは非公開であるとしながらも、ファンからの高い支持が伺えます。
気になる人は、コンビニで見つけてみて。
(東京バーゲンマニア編集部)
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。