日本全国のおいしいお取り寄せパンの中から、いまおすすめのパンをご紹介してくこの連載。第5回目は、岐阜県中津川市にあるsino.a Bagelから「プレーン」、「和紅茶」、「はっさくマーマレード」のベーグルをお取り寄せしました。
日本全国のおいしいお取り寄せパンの中から、いまおすすめのパンをご紹介してくこの連載。第5回目は、岐阜県中津川市にあるsino.a Bagelから「プレーン」、「和紅茶」、「はっさくマーマレード」のベーグルをお取り寄せしました。
もちもちの秘密は手ごねの技
「プレーン」、「和紅茶」は定番商品ですが、「はっさくマーマレード」は今の季節限定の商品です。はっさくは、あるお宅から頂いているそうで、今年は特にたくさんの実をつけてくれたそうですよ。
これらは注文から約3日で自宅に届きました。冷凍便での配送なので、そのまま冷凍すると1ケ月程保存が可能だそうです。
説明のメモによると自然解凍かレンジでの解凍とのことですが、私は自然解凍をして頂きました。
まずはプレーンをそのまま頂きました。小麦の味がしっかりと感じられ、食感はとてももちもちしており、ねばりもあります。さらに弾力もあり食べ応えも十分です。トッピングなどをしなくてもプレーン単体として楽しめ、とっても美味しいです!
もちもちの正体ともいえる作り方ですが、sino.a Bagelではベーグルは全て手ごねだそうです。低温でゆっくりと発酵させることで小麦の旨味を引き出し、焼成前に茹で上げて、もっちり食感を作っているそうです。
私自身、似たような工程でベーグルを作ったことがあるのですが、ここまでもちもちにはなりませんでしたし、sino.a Bagelほどのもちもちは、今まで食べたベーグルと比べても記憶にあまりありません。おそらく、手ごねの技の違いではないかと考えます。
そのまま、トースト、レンジでチン。3つの食べ方で味わいが変わる
ベーグルの美味しい食べ方として、トースト、レンチンがおすすめされていましたので、それぞれ試してみました。
「プレーン」のトーストは想像以上のサクサク感に変わり驚きました。また、レンジで温めると小麦のおいしさが一番感じられ、ふわふわの食感が楽しめます。
「和紅茶」はトーストして頂くのが気に入りました!普段食べ慣れている紅茶のパンなどの味とは、茶葉の味が少し違いました。中国茶の味を想像して頂く方が近いかもしれません。そもそも和紅茶とは、日本で育った茶の樹を使い紅茶として加工しているそうで、日本の気候風土の影響を受けているため日本独自の味わいになるのだそうです。
この茶葉の味の感じられ方は、そのまま<トースト<レンチン、だと私は感じました。そのまま食べると噛めば噛むほどに和紅茶の味がほんのり感じられ、それをトーストするとサクサク感のなかにさらに和紅茶の味がより感じられる美味しさがあります。和紅茶の香りが一番立つのはレンチンです。嗅覚からも楽しめました。
「はっさくマーマレード」は食べ方によって、はっさくの甘味が変わります。そのまま頂くと、はっさくのすっぱさが残る生の味がはっきり感じられ、レンジで温めると一気に甘くなります。はっさく自体もとても美味しくて、今回注文した中で私はこれが一番好きでした! こちらも実はトーストして頂くのが気に入っています。すっぱさと甘さのバランスが好みです。
「プレーン」「和紅茶」は素材の味がしっかりわかるバランスですが、「はっさくマーマレード」はやはりはっさくの力が強いです。そしてもちもちの生地がそれを引き立てています。いくつか注文されるなら、こういったガツンとした味のものも是非1つは試して頂きたいです。季節の野菜や果物のベーグル、定番商品にもドライ玉ねぎのベーグルや昆布ベーグルもあります!
sino.a Bagelは魅力的なたくさんの商品があり、さらに食べ方によって3倍、4倍、それ以上に楽しめます。手ごねのねばりあるもっちり感は食べ応えもあり、全てにおいて満足感たっぷりですよ!