2023年上半期ベストコスメでは、コロナの自粛期間中に美容医療やピーリングで素肌磨きをした人が増えたことで、薄付きのクッションファンデやカラー下地などのサブアイテムが上位にランキング。 メイクの「引き算」が加速し、素肌感を強調する路線に。ベストコスメ賞メイク部門の傾向を総まとめしました!
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1:肌づくりがどんどん薄く!どんどんラクチンに!
ファンデーション賞の上位はクッションファンデが独占。ツヤ、マット、セミマットなど質感も多様化しています。次点人気だった下地いらずのリキッドファンデも含め、時短で素肌っぽく美しく見せる肌感がトレンドに。
1:紫外線を鉄壁防御しながら、健康肌を叶える。ディオールスノー UVシールド クッション C 10 SPF50・PA+++ ¥10,340(パルファン・クリスチャン・ディオール)2:ローズカラーがほのかな血色感を肌に与え、明るい透明感ある肌へ。フローレス ルミエール ラディアンス パーフェクティング トーンアップ クッション FAIR ROSE SPF50・PA++++ ¥7,370[ケース込み](ローラ メルシエ ジャパン)3:重ねるごとに華やかさとツヤが増す処方。クレ・ド・ポー ボーテ タンクッションエクラ ルミヌ SPF25・PA+++ ¥7,700[ケース別売り](クレ・ド・ポー ボーテ)4:この1本で毛穴も色ムラもカバー。下地不要で時短なうえ、スキンケア直後のような質感をキープ。RMK スキンティント SPF20・PA++ ¥5,280(RMK Division)
2:肌トーンを整える凄腕ベースがノーファンデ派に人気
マスク生活で増えたノーファンデ派にも人気なのが、コンシーラーやカラー下地などのサブアイテム。薄肌仕上げに見せながら悩みはしっかりカモフラするカバー力や、豊富なカラバリ、心地よい質感で使い勝手も抜群です。
1:UV、大気中の微粒子からも肌を守りトーンアップ。馴染みのよいラベンダーカラー。サンシェルター トーンアップ CC 10 SPF50+・PA++++ ¥3,300(コスメデコルテ)2:クリーミーなテクスチャーで高範囲に使える主役級のコンシーラー。ディオールスキン フォーエヴァー スキン コレクトコンシーラー 1N ¥5,390(パルファン・クリスチャン・ディオール)3:スキンケアをしながら肌補整を叶え、透明感ある仕上がりに。プリズム・リーブル・スキンケアリング・コレクター ブルー ¥4,620(パルファム ジバンシイ)
3:マスカラ&アイラインは黒でしっかりに回帰
透け発色のアイシャドウが主流になった分、アイラインやマスカラは黒でしっかり引き締めてぼやけた印象を回避!チークやリップも戻ってきた今だからこそ、黒でも強くなりすぎず全顔で好バランスに。
1:まつ毛ケア成分を配合し、使うたびに自まつ毛の美しさを更新。アディクション ザ マスカラ インテンス ラッシュ 001 ¥4,180(アディクション ビューティ)2:マイクロブラシがまつ毛の根元からキャッチ。ダマになりにくく、羽根のように軽い独自技術採用。ラッシュ イドル ウォータープルーフ グロッシーブラック ¥4,950(ランコム)3:目元をしっかりと締めながら、抜け感や軽さのあるカラー。アイシャドウとの相性も抜群。アイ オープニング ライナー ブラウンブラック ¥1,694(UZU BY FLOWFUSHI)
4:ケア効果、使い勝手、質感…高機能UVの選択肢が急増
シワ改善&美白のケア効果や、ベースメークの仕上がりを底上げする質感、塗り直しに便利なコンパクトタイプなど、日焼け止めは使うシーンによって自由に選べる時代に。〝毎日塗りたい!〟と自然に思えるものばかりです。
1:スキンケアクリームのような使用感。ツヤツヤ仕上げで後に重ねるベースメークも美しく。プロテクティング デイ クリーム ¥7,700(SUQQU)2:メークをしたままどこでも日焼け止めの塗り直しが可能に。10種のオーガニック成分配合。アディクション スキンケアUV タッチアップ クッション 002 ¥4,400[ケース別売り](アディクション ビューティ)3:美白とシワ改善を叶える攻防一体型UV。オルビス リンクルブライト UV プロテクター ¥3,465(オルビス)
2023年『美ST』8月号掲載
撮影/大槻誠一<A-1> 取材/キッカワ皆樹 編集/漢那美由紀、小澤博子、浜野彩希