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生理中のお酒はOK?NG?飲酒する際の注意点とは?[医師が回答!30代・40代の生理悩み&疑問]

30代・40代の生理のお悩みや疑問に、人気産婦人科専門医がお答え!今回は、「生理中の飲酒」について聞きました。

生理中の飲酒、問題ないですか? 飲む際に注意すべきことは?

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miya227/shutterstock

30代・40代女性の、飲酒に関する「リアルな生理悩み&疑問」!

・「30代になってから、急に生理直前のお酒で悪酔いするように。同じ酒量でも普段はまったく平気なのに、生理直前だとベロベロに酔ってしまって。たまたま生理前だっただけかもしれませんが、私の中では生理直前のアルコール=やばい! と危険に思っています」

・「お酒を飲むと、すぐに酔って顔が真っ赤になるタイプです。生理のときは、お腹の痛みを忘れたくて缶チューハイを飲みながら夜を過ごすようにしているのですが、顔が真っ赤になりながら、血も増えているような気がしてちょっと心配……」

医師がお答え!

【監修】
いけした女性クリニック
池下育子先生
帝京大学医学部卒業。1992年、いけした女性クリニック銀座を開業。2020年、東峯ラウンジクリニックへ移転。2021年、月島でいけした女性クリニックを開業。ストレスや加齢などによって起きる女性の心身トラブルに向き合い、幅広い年代の女性たちの相談に乗る。

生理期間中は、飲酒で経血量が増える可能性が

「生理中の飲酒は、医学的にNGというわけではありません。

ホルモンの変動が激しくなる生理前は、いつもと同じ量のアルコールでも悪酔いしたり、二日酔いが酷くなったり、体調が悪くなったり……ということが起こりやすい時期。自律神経のバランスも崩しやすく、メンタル面でも感情の起伏が激しくなりやすい時期ですので、お酒に飲まれやすくなるのです。

特に飲酒に注意すべき期間は、生理が始まる4〜5日前から、生理2日目くらいまで。酒量はいつもより控えめを心がけましょう。

生理期間中の飲酒では、血管が開くため経血が増えることがあります。生理1〜2日目は飲み過ぎないほうがいいですね。外で大量に飲むのは控えて。できればおうちで、体がリラックスできる程度の量にとどめてください。アルコール度数が高いお酒も、生理が終わってから楽しむのが望ましいでしょう」

お酒を楽しむ際は、生理のスケジュールチェックをお忘れなく!

取材・文/櫻木えみ

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