秋と言えば、「十五夜」に代表されるように月が大変美しい季節です。月は私たちにとって古くから多くの神秘的な力を与えてくれました。この秋は、そんな月に祈りを込めて願いを叶えてみるのはいかがでしょうか。今回は「十五夜にやるべき開運行動」をご紹介します。
■満月の日にすべき開運行動
そもそも満月には、身体のエネルギーが高まり、からだに栄養や水分を取り込む力が強くなると考えられています。また、人と人との出会いをもたらすパワーがあるタイミングです。
そんな満月のパワーを最大限に高めてくれるのが、「食事」にまつわるスポット。レストランや料理店といった食事をする場所でエネルギーを取り入れましょう。いつもより少し贅沢なものをゆっくり食べることで、肉体的にも精神的にも豊かになれるはずです。一人よりも誰かと食事すると、素晴らしい出会いのきっかけに繋がる話がもたらされるかも。
■中秋の名月とは
「中秋の名月」とは、もともとは唐時代の中国で生まれた、旧暦の8月15日に月を眺める『中秋節』と呼ばれる風習がルーツと考えられています。その風習は平安時代に日本へ伝わり、貴族の間で月を眺めて歌を詠んだりする優雅なたしなみとして広まりました。
現在でも、家族や仲の良い人と一緒に美しい月を眺めて、お互いの幸せや健康を喜び合う日として親しまれているでしょう。年間の中でもエネルギーや波動が高い月といえます。2023年は9月29日(金)が中秋の名月です。
■十五夜にやるべきこと
満月は月のエネルギーが最大になっているタイミング。物事の完成や成就を意味しており、あなたの理想や夢をハッピーエンドに導いてくれるでしょう。ポジティブになり行動を起こすことで、幸福な結果を与えてくれる月とも言えます。ぜひ、この満月のエネルギーを取り込んでみてください。
あなたの願いが満月に伝わるようにするには、月光浴が良いでしょう。理想の未来を思い描きながら、満月のフチを指で3回なぞって円を描きます。そして、幸福に包まれたイメージを思い描きながら、全身で満月の光を浴びましょう。ポイントはまるで写真のように、ありありとイメージングすること。きっと次の満月までにはイメージした通りの兆しが見えるでしょう。
■十三夜にやるべきこと
収穫を祝う月である「十三夜」も忘れずにチェックしましょう。豊かさへの感受性を高め、蓄財の運気を高めてくれるパワーがあります。現状の金運をさらにより良いものにしてくれるのが十三夜の月。2023年の十三夜は10月27日(金)です。
そんな十三夜月の力を最大に活かすには、卸し立ての財布を月に向かって振る開運アクションがおすすめ。可能なら、3日前からお札をたくさん入れて暗い場所に寝かせ、豊かさをお財布に覚えさせておくと良いでしょう。難しければ今のお財布でも構いません。さらに鈴のキーホルダーをつけて振れば、きっと金運が開けるはずです。
おわりに
私たちは、天体の引力や海の満ち欠けのサイクルの中で生きています。その中でも、月は地球の唯一の衛星とされ、その神秘的で柔らかいパワーで私たちにエネルギーを与えてくれる存在です。ぜひ、この中秋の名月のタイミングを活かして、運を開いてみてはいかがでしょう。
脇田尚揮/占い・心理テストクリエーター
株式会社ヒューマン・ライフ出版代表取締役社長、企業占術鑑定士、大学講師、秀心寺住職。全面監修・執筆をしたオーダーメードダイアリー『まむすび手帳』は予約受け付け中。
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