10月の終わりと言えば、やはり「ハロウィン」ですよね。日本においては本来的な意味合いは薄れており、仮装をして盛り上がる日として認識されているかもしれません。しかし実は、ハロウィンに運気を下げてしまう行動がいくつかあるんです。そこで今回は、ハロウィンにやってはいけない「NG行動」をご紹介します。
■魔除けとなるお菓子を準備しない
ハロウィンでは、子どもたちが「トリック オア トリート(お菓子をくれないといたずらするぞ)」と言い、近所の家からお菓子をもらうという風習があります。これは単なるイベントではなく、目に見えないものに対する“お供え物”とされており、厄を避ける“魔除け”という説もあるのです。お菓子を準備していないと、霊に不敬と思われてしまい、運気の低下にもつながる可能性が。あくまで神聖なお祭りという意識を持ち、お菓子を用意してから楽しむのがおすすめです。
■仮装に刃物など金属を使用する
ハロウィンと言えば、その特徴的な「仮装」に楽しさがあると言えますよね。実は、仮装をするにあたって注意すべき点があります。それは可能な限り金属を用いないということ。もちろんケガなどの危険度が高いということは、言うまでもありません。運気の面では、妖魔や悪霊から身を隠すためにあえてモンスターなどの恰好をする、というのが元々の由来であり、光を反射する金属などの目立つようなアイテムは避けた方が無難です。特に刃物などの鋭いもの・尖ったものは、霊的なものに対して敵意を向けることになるとされるので注意してみて。
■ハロウィンのカボチャを口にする
ハロウィンではよく飾り物として、くり抜いたオレンジ色のカボチャを用いることが多いもの。このカボチャは「ジャック・オー・ランタン」と呼ばれ、悪霊を避けるための身代わりの意味もあるとされています。カボチャをジャック・オー・ランタンとして使う場合は、飾り用として扱い、口にしないようにしましょう。特に何日も飾っているものは衛生的にもよくありませんし、運気の面でもマイナスになりかねません。ジャック・オー・ランタンは飾るだけにして、観賞用として楽しみましょう。
■11月になっても飾りを片付けない
ハロウィンは夕方から夜中まで行われることが通常ですが、翌朝を迎える頃にはきれいに片付けておくようにしましょう。10月31日はこの世とあの世がつながる時間と考えられており、けじめをつけることが大切です。いつまでもハロウィン気分でいると、運気の低下を招く可能性も。ハロウィン翌日はいつも通りの日常に戻れるよう、メリハリをつけてハロウィンを楽しみましょう。
脇田尚揮/占い・心理テストクリエーター
株式会社ヒューマン・ライフ出版代表取締役社長、企業占術鑑定士、大学講師、秀心寺住職。全面監修・執筆をしたオーダーメードダイアリー『まむすび手帳』は予約受け付け中。
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