無料の会員登録をすると
お気に入りができます

「睡眠は夫婦別室」がオススメできる理由とは[眠りの専門家が解説]

ライフスタイル

「睡眠離婚」のメリットは?――眠りと咳のクリニック虎ノ門 院長 柳原万里子先生に伺いました。
▼あわせて読みたい

夫婦が同じベッドで寝ると、脳の働きが低下する?【睡眠の新常識】

目次

★ 別寝室で得られる「安眠」が さまざまな疾患のリスクを低減します

別寝室で得られる「安眠」が さまざまな疾患のリスクを低減します

picture

眠りと咳のクリニック虎ノ門 院長 柳原万里子先生

医学博士・日本睡眠学会睡眠専門医。東京医科大学睡眠学講座客員講師。2022年11月に同院を開院。多種にわたる睡眠障害の診療と臨床研究、啓蒙活動を行っている。

睡眠には「体を休めメンテナンスをする」「脳を休め記憶を整理する」「心を整える」という3つの大切な役割があります。量と質のいずれの睡眠不足でも肥満や糖尿病、高血圧などの生活習慣病、心血管疾患、感染症やがんのリスクが上昇します。脳が十分に休めず、日中のパフォーマンスが低下し、情緒不安定やうつ病、将来の認知症のリスクも増加します。
睡眠時間(量)の確保も大切ですが、快眠(質)には「心地よい寝室環境」と「リラックス」が大切。別寝室のメリットは「気兼ねしない生活」とお互いの物音や気配などに邪魔されない「安眠」を手に入れられる点。別寝室を言い出しづらい方は、クレームが主体にならないよう配慮をし、相手にもメリットを感じられる形で相談すると良いかもしれません。
お互いの気持ちや別寝室のデメリットをカバーするために「週1回は同室で眠る」「普段のスキンシップを増やす」などのルールを設けてみてはいかがでしょうか。

撮影/沼尾翔平 取材/小出真梨子 イラスト/omiso ※情報は2024年1号掲載時のものです。

おすすめ記事はこちら

ビューティライターがおすすめ!40代「冬の保湿」グッズ【4選】
5児の育児、家事と仕事をワンオペでこなす、敦子さんのリアルなライフスタイルとは?
杉崎美香アナ、孤独を感じていたワンオペ育児を経て自分を解放してあげるまで
オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ