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[マンガライター・ちゃんめい厳選]眠れない夜に読みたい…おすすめヒーリングマンガ

忙しい1日の終わり。寝る前のスマホタイムも良いですが、たまには今日の疲れを癒したり、もつれた心を解きほぐしてくれるような「ヒーリングマンガ」を堪能してみませんか? 今回は、マンガライターのちゃんめいがおすすめする3作品を紹介。ページをめくるたび、きっとあなたを心地よい眠りの世界に誘ってくれるはず。

①静かな夜がたまらなく寂しくて、眠れない…そんな時は『星旅少年』(坂月さかな先生)

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星旅少年(坂月さかな先生)

しんとした静けさに包まれる夜の時間。たまらなく寂しいという感情に駆られる方も多いのではないでしょうか? そんな夜におすすめしたいのが、坂月さかな先生の『星旅少年』。

物語の舞台は「トビアスの木」という不思議な毒の力によって、人々が“覚めない眠り”につき始めたとある宇宙。住民のほとんどが眠ってしまった星は「まどろみの星」と呼ばれ、その星に残る文化を記憶・保存する任務を背負った星旅人303は、今日もひとり静かな夜を旅します。

303が旅先で出会うのは、まだ眠りについていない人やその星特有のユニークな文化。そして、眠りについても決して消えることのない人々の想い。そんな303の旅の記録に触れていると、静かで寂しい夜もなんだか愛おしい。

この夜は遠い宇宙の誰かと繋がっているのかもしれない...と、心に小さな光が灯るような温かさがあります。

また、『星旅少年』の表紙にも注目。坂月さかな先生が生み出す唯一無二の“夜の色”は、うっとりとまどろむような美しさです。

②お腹が空いて眠れない…そんな時は『真夜中ごはん』(イシヤマアズサ先生)

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真夜中ごはん(イシヤマアズサ先生)

できることなら、1日の最後は心はもちろん“お腹”も満たされて終わりたい。それなら、ぜひイシヤマアズサ先生の『真夜中ごはん』を!

食べることが大好きな女性が、仕事のあとにお家でまったりと夜食を楽しむというコミックエッセイで、使用している食材やレシピがとってもお手軽なので、レシピブックとしても活用できる一冊です。

学生時代によく食べたコロッケを懐かしみながら作る「クリームコロッケサンド」、ちょっぴりカロリーには気を配りつつ、でもやっぱりチーズはたっぷりかけなきゃ! と食への譲れないポイントに共感度MAXな「ナスのとろ〜りピザ」など。

絵本のようなタッチと温かなフルカラーで描かれる真夜中ごはんの数々は、料理の香りや温度までもが伝わってくるよう。

そんな本作を読み進めていくと、絵本に出てくる食べものってどうしてこんなに美味しそうなのだろう…となんだか童心に帰ったようなほっこり気分に。

③会社で言われた嫌なことを思い出して眠れない…そんな時は「メンタル強め美女白川さん」(獅子先生)

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メンタル強め美女白川さん(獅子先生)

寝る前につい今日の嫌なことを思い出してしまうあなたは、獅子先生の『メンタル強め美女白川さん』を手に取ってみては?

主人公は、現代社会のストレスをとびっきりの笑顔と自己肯定感たっぷりの返しで華麗にかわす、最強美女・白川さん。そんな彼女に影響されて、職場のちょっぴり卑屈な先輩や自信なさげな同僚も、白川さんマインドを胸に、互いに手を取り合って日常のモヤモヤを軽快に跳ね除けていきます。

本作を読んでいると、ストレス社会を軽やかに生きるための考え方や習慣が身につきますよ!

また、1巻の頭からゆっくりと読み進めるのも良いですが、基本的には1話完結型で進む作品なので、「告げ口に動じない白川さん」「白川さんの美学」「白川さんの脳内変換」など、今のあなたの心に響くキーワードの章からページを開くのもおすすめ。

“今日あった嫌なこと”という呪いを、そっと白川さんが解いてくれるはず。

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