「10年に1人の逸材」と呼ばれたアイドルの印象が強い後藤真希さんも今や美ST世代!38歳とは思えないフレッシュ感や美肌は、スキンケアから食生活まで、こだわりの美の源があってこそ。年齢を重ねてもキラキラ輝き続ける美しさの秘密、たっぷり伺いました。
透明感の高さとキュキュッと小顔で20代の頃と変わらないフレッシュさ!
教えてくれたのは……後藤真希さん
《Profile》
’85年東京都出身。13歳でモーニング娘のメンバーとしてデビュー、数多くのヒット作に参加した後、’02年卒業。現在はソロアーティストとしてライブ活動を行うほか、テレビのバラエティ番組などにも多数出演し抜群のスタイルと年齢不詳の美肌が話題に。また、ゲーム実況、ライフスタイルや美容情報を発信するYouTubeチャンネルも大人気。
美ST初の撮影ながらメイクルームは美容談義で大盛り上がり。この企画に繋がりました。
美肌へのアツいこだわり、マネすれば-10歳も夢じゃない!
実はこだわりがとても強くて、何事もきっちり突き詰めるタイプ。メイクもスキンケアも自分でとことん研究して納得するアイテムと方法でやりたい主義で、誰かに任せられない性分なんです。コスメも裏から見るタイプで、どんな成分がどれくらい入っているのかを納得しないと買えない。ドラッグストアに行くと裏面を熟読しすぎて数時間滞在してしまうほどです。
また、人から見たら、何やっているんだろうと思われるくらいたっぷり時間をかけてメイクをしていて、毎日、アート作品を仕上げる芸術家になった気分です(笑)。鏡で毛穴ひとつひとつまで細かくチェックするのが習慣でちょっと疲れることもありますが、欠点も含めて自分の顔や肌を誰よりも熟知しているのは自分自身。「どう見せたらもっと可愛く見えるか」などと自分がより良く見えるメイクを常に考えています。
生活習慣についてはあまりこだわりすぎず、日常でできることを心地よくできる範囲内で、と考えているので、栄養のある食事と成分重視のサプリが主軸。特別なことをしても三日坊主で終わっては意味がないから、継続できることを淡々と続けるのが結果的にはいいのかなと思っています。目指しているのは、元気でイキイキとしたヘルシーさ。ナチュラルで美しくてカッコいい女性に憧れがあって、デビュー当時からずっと理想の女性像は篠原涼子さん。まだお会いしたことはないのですが、憧れが強すぎてずっと遠くから眺めているだけで満足なんです。
後藤真希さん的“ヘルシー見え”目指した全方位ケア【7カ条】
1.最適成分を選んで朝晩シートマスク
2.くすみは大敵だからピーリングはマスト
3.ファンデとコンシーラーは極薄重ねづけでノイズを消去
4.小顔と中顔面短縮はシェーディングで
5.元気さの秘密はグレージュの跳ね上げライン
6.タンパク質中心の食事で美肌力アップ
7.栄養補助のサプリはクリニック系を選んで
後藤さんが目指しているのは健康的な美しさ。透明感と血色を高めるため、スキンケアもメイクもインナー美容も気になるものは試して厳選。多角的に徹底ケアしています。
後藤真希さんの24時
譲れないのは睡眠時間。7時間半〜8時間は寝るようにしています。仕事に細々とした家事もあるので、スキンケアは効率重視の“ながら美容”で、メイクは細部で差が出るからたっぷり時間をかけて仕上げています。
《衣装クレジット》
イヤカフ(大)¥2,680 イヤカフ(小)¥1,980 リング¥2,200〈すべてヘンカ〉バングル¥23,000〈エン〉(すべてロードス)ブラウスはスタイリスト私物
2024年『美ST』4月号掲載
撮影/竹内裕二(BALLPARK) ヘア・メイク/間隆行(Lila) スタイリスト/山科美花 取材/森島千鶴子 編集/漢那美由紀