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意外すぎる…専門家に聞いた「自分ひとりでも幸せホルモン」を出す方法4選

“触れ合い”で分泌されるオキシトシン。良いスキンシップやコミュニケーションをとるために美ST世代が気を付けることは?

知っておきたい!ひとりでも幸せホルモンを出す方法

①その場でスキップ

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試してくれたのは…読者/杉浦里絵さん(39歳)

セロトニンを出すには一定のリズムで動く運動が有効。同じ場所でスキップを繰り返すだけでもOKなのです!
「やっているうちに楽しくなってきました。簡単なのも嬉しい♡」(杉浦)

②ガムを嚙む

ガムを嚙むのも、セロトニンが出るリズム運動。野球選手がガムを嚙んでいるのも心が落ち着く効果があるから。

③ぬいぐるみを触る

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触り心地のよいお気に入りのぬいぐるみを撫でたり抱きしめるだけでもオキシトシンが分泌されます。
右下:ペットがわりに最新テクノロジーを搭載した家族型ロボットもおすすめ。声をかけると振り向き、上目遣いで寄ってきたり、触れると温かい質感で思わずキュンとする可愛さ。LOVOT(らぼっと)¥577,500 ※ほかに月額サービス料が必要(GROOVE X)

④鏡で自分を褒める

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鏡に映った自分を「今日も可愛いね」「よく頑張っていてエライ!」と褒めてあげて。セロトニンが分泌され、自己肯定感がアップします。

⑤ポンポンと体を叩く

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自分で自分をハグしたりタッピングする(体を優しく叩く)だけでもセロトニンが分泌されます。タッピングの場合は、1秒間に1回を5分続けるのが目安。

教えてくれたのは…

桜美林大学教授 山口 創さん
早稲田大学大学院人間科学研究科博士課程修了。専門はポジティブ心理学、身体心理学。『幸福感の法則-4つの幸せホルモンを増やすポジティブ心理学』(さくら舎)など著書多数。

スキンシップが苦手な日本人。“一歩手前のコミュニケーション”から始めてみて!

日本は諸外国と比べると、セックスレス大国なだけでなく、スキンシップも極端に少ないお国柄。もっと言うとスキンシップ以前の言葉でのコミュニケーションも足りない国民性だ、とも。そんな日本人にとっていきなり「スキンシップを始めましょう」というのはハードルが高いと思いますので、まずは一歩手前の言語によるコミュニケーションを大切にしてみて。
どんな関係性でも共通するのが、人は自分に好意がある人に好意を抱きやすいということ。例えば、関心をもって話を聴いてあげるだけでも愛されている感覚になるのです。好かれようとするのではなく、まずは相手に関心をもつこと、自分から働きかけることを心がけましょう。コミュ力がアップするだけで幸せな人生を歩むことができますよ!

試してほしい「コミュニケーション3つの技」
①まずはアイコンタクトから
アイコンタクトには人と人を結びつける大切な役割が。「本当の笑顔は目元に出る」との研究報告があるくらい、目は重要です。目安は1回2〜3秒。話す時は50%、話を聴く時は70%程度、相手の目を見るのを意識して。

②「みかんほかん」を心がける
認める(「髪型変えた?」など)、共感する(「大変だったね」など)、褒める、感謝する、を実践してみて。4つの文字をとって「みかんほかん」と呼んでいます。具体的に言葉にすることを心がければ人間関係が劇的に変化しますよ。

③合言葉は「話聴きますよ」
人の話を聴くことは“正義”です。今は心が孤独な人が多いので、老若男女誰でも自分の話を聴いてもらえると嬉しいんです。「何を話そうか」ではなく「話聴きますよ」が大事。人の話を聴くことで縁も運もアップしますよ!

教えてくれたのは…

コミュニケーション・ストラテジスト/岡本純子さん
株式会社グローコム代表取締役社長。新聞記者、PRコンサルタントなどを経て得た知識から、独自のコミュ力メソッドを確立。著書に『世界最高の雑談力』(東洋経済新報社)など。

2024年『美ST』8月号掲載
撮影/小林愛香 ヘア・メイク/コンイルミ(ROI) 取材/西岡直美、岩崎香織 再構成/Bravoworks,Inc.

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