料理家・管理栄養士の長谷川あかりさんが教える「ご自愛ごはん」レシピ。忙しい毎日を、簡単で美味しくて、体に優しい、いたわりの一皿で解決！ 今回は、手間なしなのに味わいは本格派な「フライパンで作る梅あんかけつくね」のレシピをご紹介します。
【今月のお悩み】簡単なのに自慢できちゃう、ごちそうっぽい一品を知りたい
手間なしなのに、味わいは本格派「フライパンで作る梅あんかけつくね」
つくねは小さく丸めるイメージがあるけれど、大きく作れば手間なしな上、ごちそう感アップ。しかもフライパンの中でスプーンを使って練るので、洗い物も減るし、手も汚れません。ちょっといい和食屋さん的な味わいの秘訣は、梅の風味とたっぷりのせた小ねぎの香りと色合い。そして何より、とろみ！ 実はあんかけって、簡単なのに“手をかけた感”が出るのが最高なんです。（長谷川あかりさん）
材料（2人分）
（つくね）
鶏胸ひき肉…… 200g
卵…… 1個
玉ねぎのみじん切り ……1/4個分（50g）
料理酒 ……大さじ2
片栗粉 ……小さじ1
塩 ……小さじ2/3
【A】
水……300ml
削り節……4g
梅干し（甘くないもの・塩分濃度10％）……1個
【B】
片栗粉……大さじ1と1/3
水……大さじ2
白いりごま ……大さじ1と1/2
小ねぎの小口切り ……適量
作り方
つくねの材料をすべて入れて練る。卵もほぐさず、そのままで！
1 深めのフライパンにつくねの材料を入れ、シリコンスプーンなどでよく練る。
つくねを平らにならし、水分を加えたら、フタをして蒸し焼きに。
2 フライパンの中でひとまとまりにし、Aを加える。強めの中火にかけ、煮立ったらフタをして弱めの中火で8分煮る。火を止め、フライ返しなどを使ってつくねを器に取り出す。
3 Bをよく混ぜ合わせてから、フライパンに残った煮汁全体に回し入れる。1分30秒ほどよく混ぜながら強めの中火にかけて梅干しをつぶしてなじませ、し っかりと煮立たせてとろみをつける。
4 火を止めて白いりごまを加え、さっと混ぜたら2のつくねにたっぷりとかける。仕上げに小ねぎをのせる。
撮影／須藤敬一 スタイリスト／中里真理子 調理／長谷川あかり 取材・原文／福山雅美 ※BAILA2025年7月号掲載
長谷川あかり 『わたしが整う、ご自愛ごはん
仕事終わりでもサッと作れてじんわり美味しいレシピ30days』はこちら
