美容ライター、コスメコンシェルジュの斎藤明子です。今回は、2025年の秋に人気のブラウン&ベージュのアイシャドウを使ったおすすめの似合わせアイメイクを、目の形別にご紹介します。
二重さん:濃いブラウンにベージュを重ねてぼかすレイヤード
2024年から人気の続くミュートカラーのベージュに加え、もっと色を利かせたブラウンの人気が高くなっています。
なんといっても、肌になじむベーシックさと、目をぱっちり見せるメイク効果を両立できるのが、ブラウンメイクのいいところですよね。
ただし、二重さんが発色のいいブラウンのアイシャドウを二重幅に塗ると、色がのりすぎてやりすぎメイクの印象になってしまいます。
締め色でもあるマット系のブラウンの発色を楽しみながらも、抜け感のある垢抜けアイメイクに仕上げるには、色の濃い色から順番に目に乗せていく方法が効果的です。
二重さんの似合わせアイメイクのやり方
はじめに濃い締め色をまぶたのキワに塗り、ブラシで丁寧にぼかしたあと、ベージュのアイシャドウを上からのせていきます。
十分にインパクトが強いので下まぶたには濃いブラウンは塗らずに、上まぶたで上からのせる色に使ったベージュのブラウンを塗り、くすみピンクのアイシャドウをハイライトのように入れると、二重さんの目のぱっちりとした印象と、垢抜けた印象の抜け感を同時に彩ることができます。
一重さん:モード系マットカラーの単色グラデーション
一重さんならではのシャープな印象を生かす似合わせメイクは、マット系のブラウンを目のキワからぼかしていく単色グラデーションです。
KーPOPアイドルみたいになスタイリッシュな美しさに振り切ることができるのは一重さんならでは!
ただし、マットなブラウンはムラになりやすいので、少し練り感のあるしっとりした質感のアイシャドウを選ぶといいでしょう。
ほんのりわずかなパールが入ったアイシャドウも失敗しにくいのでおすすめです。また、ブラックの切れ長風アイラインも一重さんにぴったりです。
一重さんの似合わせアイメイクのやり方
アイシャドウで色を彩る範囲が広いので、あらかじめまぶたに色が利きやすい状態を整えておくために、上まぶた全体に、まぶたのくすみをとばすベースカラーのアイシャドウを塗ります。
次に、上まぶたの目のキワにアイシャドウブラシでブラウンのアイシャドウを塗り、まぶたにぼかしていきます。
少し離れた場所から見たときに、目のキワの方が濃く見えるようにわずかな色の違いが生まれる単色グラデーションをつくっていくときれいです。
下まぶたには、全体的にくすみピンクやベージュのアイシャドウを塗り、目尻に上まぶたに塗ったブラウンのアイシャドウを塗ります。
最後に、上まぶたの目じりにすっと切れ長風のアイラインを引きます。
奥二重さん:こっくりブラウンとパープルの組み合わせ
奥二重さんは、二重の幅の中に濃い締め色がたまって見えにくくなるので、あえてマット系の濃いブラウンを使わず、2025年に人気のパープルやカーキなどの利かせ色をアクセントに入れると可愛いです。
奥二重さんの似合わせアイメイクのやり方
ベースカラーのアイシャドウを上まぶた全体に塗り、薄い色が発色しやすい状態にまぶたを整えます。
薄いベージュブラウンのアイシャドウを上まぶた全体と、下まぶたに塗ります。パープルのアイシャドウを上まぶたの目じり側と、下まぶたの真ん中に塗ります。
目の形別におすすめの似合わせアイメイクのやり方をご紹介しました。やっぱり、2025年の秋はベーシックブラウンがしっくりきます。ぜひ、いろいろやってみてくださいね。