ゆるさと品を両立させる、大人のためのスウェットコーデ特集。ラクして洒落る、秋冬のスタイルヒントをお届けします。
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スウェットの日こそ、“きれいめ”を意識して
リラックス感のあるスウェットを、ただのカジュアルで終わらせない。そんな大人の女性に向けて、素材やシルエット、配色で“きれいめ”を引き出すスタイリングを提案します。着心地はラクなのに、どこか品がある。オン・オフの境界を軽やかに越える、30代からのスウェットコーデをお届けします。
スウェット×パンツ
①グレーとカーキが描く、穏やかな抜け感バランス
ミニマルなグレースウェットに、深みのあるカーキのワイドパンツを合わせた大人のリラックススタイル。ゆるめのシルエットながら、地厚な素材が輪郭を保ち、ルーズになりすぎない印象です。リブの締まりや袖まくりの余白が、軽さとこなれ感を演出。ニット帽で季節感を添えつつ、ブラウン小物で統一した配色が秋らしい。肩の力を抜いた“品のあるカジュアル”が心地いい装いです。
②白パンツでつくる、パーカの“きれいめ解釈”
チャコールグレーのパーカを主役に、白のワイドパンツで抜け感をプラス。モノトーンでも柔らかさを感じるのは、厚手素材の質感とゆるやかなフォルムのおかげ。黒小物を効かせて全体を引き締めれば、リラックスしながらもどこか都会的なムードに。休日のカフェやオフィスカジュアルにも合う、品のあるスウェットコーデです。
③余白をもたせたミニマルストリートモード
ベージュのスウェットと黒のワイドパンツ。わずか二色の組み合わせが、かえって洗練を際立たせるコーディネート。ボリューム感のあるシルエットをあえて引き算でまとめ、リュックとスニーカーで抜けをつくるバランスが絶妙です。リブの立体感や素材のマットな質感が、シンプルな中に奥行きを生みます。肩の力を抜いた大人のリラックス感が心地よい、ストリートモードのお手本コーデ。
④ネイビー×デニムでつくる、潔いワントーンスタイル
濃紺スウェットとブルーデニムを合わせた、潔さが光るシンプルカジュアル。色味をそろえつつも、素材の違いで奥行きを出しているのがポイント。足元のパープルスニーカーがワントーンにさりげない遊びを添え、抜けすぎない大人の余裕を演出します。黒のミニバッグやサングラスで締めれば、ラフなのに都会的なムードが漂う装いに仕上げて。
⑤グレーの濃淡で仕立てる洗練モノトーン
ロゴスウェット×グレーデニムのワントーンコーデは、トーンをそろえることでカジュアルさの中に上品さを感じる仕上がりに。短め丈のスウェットが脚長効果を生み、バランスの取れたシルエットを実現。小物は黒を効かせて全体を引き締め、足元のレオパード柄パンプスで辛口なスパイスをひとさじ。甘さ控えめな大人のスポーティカジュアルが完成。
⑥ロゴスウェット主役の秋色リラックスカジュアル
ネイビーのロゴスウェットに、ブラウンのコーデュロイパンツを合わせた秋らしい配色が印象的なコーディネート。ゆるめのシルエットでも、ローファーとレザー調バッグで程よくきちんと感をプラス。白ソックスの抜けが軽さを添え、季節感と遊び心を両立しています。ナチュラルに笑顔が映える、肩の力を抜いたデイリーカジュアル。穏やかな秋の日に似合う装いです。
スウェット×スカート
⑦スウェット×スカートでつくる、モードな抜け感バランス
ボリュームのある黒スウェットに、リブスカートを合わせたワントーンコーデ。素材のコントラストが生む立体感で、ゆるさの中にも女性らしい輪郭をキープ。足元はレースアップブーツで辛口に引き締め、ゴールドネックレスで華やぎをプラス。カジュアルとモードのちょうど中間を描く、洗練された大人のスウェットスタイル。
⑧淡色のスウェットにデニムを重ねて
やわらかな印象の淡ベージュのスウェットに、ブルーのデニムスカートを合わせたクリーンな大人カジュアル。色のコントラストを控えめにすることで、ラフなのに上品なムードが漂います。コンパクトな黒バッグとショートブーツが、全体をきゅっと引き締めるポイントに。