オフィスに多い蛍光灯の下では、顔色が悪く見えがち。 「MAQUIA」6月号では、ドラマティック顔さんの蛍光灯に映えるメイクテクをご紹介。血色感は与えつつ、過度な甘さは抑えるのがポイントです。
シンプル顔&ドラマティック顔 自然光/蛍光灯/ダウンライト 3つの光を味方につける、 メイクの成功ルール
初夏の強い日差し、オフィスの蛍光灯、ロマンティックな間接照明……どんな場面でもパーフェクトなキレイを手に入れるために。光に映えるメイクをレッスン。
HAIR & MAKE-UP ARTIST
林 由香里さん
繊細なメイクテクと効かせどころを押さえたメイク理論、そして抜群のセンスを持ち、各誌で引っ張りだこ。瞬時に、今どきの洒落顔に仕上げてくれると評判。
シンプル顔・ドラマティック顔
顔タイプ別
メイクの成功ルール
ドラマティック顔
□パーツが大きめ
□華やかな印象
□メイクすると派手に
蛍光灯の光
清潔感のある血色肌 × ドラマティック顔の成功ルール 甘すぎない暖色でイキイキと魅せる
「ドラマティック顔は、顔色が悪く見えないようメイクに血色感はプラスしつつも、過度な甘さは抑えたいところ。鍵となるのは色選び。アイシャドウとリップは、ピンクよりも赤を基調としたセレクトに。チークのみ、顔色をぱっとよくする彩度高めのピンクを一点投入。チークは丸く入れるとカジュアルに見えるので、オフィスなら斜め上に入れて」
目 ほのかな赤みのヌーディEYE
手持ちのブラウンのアイライナーでインラインを引く。パレット右上の薄いオレンジをまぶた全体に入れたら、左上の淡ピンクをアイホールに重ね、右下の締め色を目頭から目尻のキワに細く引いていく。下まぶたは、左上を目頭1/3のみに。
明るい血色と輝きニュアンスを与える、洗練パレット。サンク クルール〈ワイルド アース〉 696¥7700/パルファン・クリスチャン・ディオール(5/3限定発売)
頬 彩度高めのピンクを上昇塗りで知的に
黒目下と小鼻横が交差する箇所を起点にし、斜め上に引き上げるようにチークを入れて。顔色アップしつつスタイリッシュな印象に。
肌の透明感を引き出す、花びらのように柔らかなピンク。潤いを守るオイル配合。ビオモイスチュアチーク 09¥3800/MiMC
唇 素の唇の延長のようななじみレッドをひとさし
唇は主張させすぎず、なじませる意識を。さりげなく色とツヤがのる口紅をブラシで輪郭をとりつつ薄膜に塗り、きちんと魅せる。
落ち着きのあるシックなブラウンレッドカラー。リップスティック コンフォート ブライトリッチ 10¥3500/RMK Division
MAQUIA6月号
撮影/吉田 崇〈まきうらオフィス〉(モデル) Kevin Chan(物) ヘア&メイク/林 由香里 〈ROI〉 スタイリスト/辻村真理(モデル) モデル/スミス 楓 取材・文/中島 彩 (MAQUIA) 企画・構成/吉田百合(MAQUIA)