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老化を加速させる「3大原因」とは? 夏のケアを医師が解説!

「夏の体内美容」について、松倉クリニック代官山院長・貴子先生と、まいこ ホリスティック スキン クリニック院長・山崎まいこ先生にお話を伺いました。今回は「肌トラブルが多い」「生活習慣が乱れがち」「疲れやすい」という必見の「酸化」「糖化」「炎症」を阻止すべしというお話です。

老化原因の親玉、酸化をマークせよ。

美容や健康のプロたちが、アンチエイジングのキーワードと掲げるのが“酸化”“糖化”“炎症”の3つ。老化を加速させる憎き現象だ。本来、人間は酸化に対して抗酸化酵素などの防御システムを持っているし、炎症はカラダを守る正しい反応。ただ過剰なストレスや食生活の影響で、酸化や炎症のレベルは必要以上に上昇している。また、糖分の摂りすぎでカラダを焦げさせる糖化のレベルも高くなりがち。とりわけ、夏は日焼けや暑さのストレスなど、酸化を引き起こす要因も増えるので要注意。「糖化は食事が主な原因なので、糖質の摂取を抑えればある程度コントロール可能です」(貴子先生)

悪の3大原因の中で、とにかく注意すべきは酸化だと山崎先生。「酸化は加齢でも起こりますが、不調の温床となる過剰な活性酸素はできるだけ増やさないようにしたいもの。糖化と炎症は活性酸素が加速させるので、酸化対策が何より重要です。夏はいつも以上のケアを心がけて」(山崎先生)

酸化を抑えれば、糖化、炎症も起こりにくい!

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糖化

体内でタンパク質と余分な糖が結びつくことでタンパク質が変性、劣化してAGEsという老化物質(悪玉物質)を生成する反応。AGEsは分解されにくく、全身の老化を進行させる。

酸化

カラダに必須の酸素から、活性酸素や“フリーラジカル”が発生。活性酸素などは体内で殺菌作用などの有用な働きをする一方、過剰に発生すると体内の細胞を傷つける有害なものに変化。

炎症

体内に入ってきた異物を除去する防御反応で、発熱、腫れ、アレルギー反応などが起きる。本来は正しい働きだが、食生活や生活習慣が原因で体中に炎症が起き、トラブルを生んでいる。

→【事実】酸化を抑えれば、糖化、炎症も起こりにくい!

そこで、酸化予防に有効な方法を3つお知らせします。

酸化予防(1)効果的な抗酸化アイテムを日々摂取。

一番手軽な酸化予防法は、活性酸素を処理してくれる抗酸化物質をこまめに摂取すること。

「ビタミンCは最も摂りやすく、効果もわかりやすい抗酸化物質。スーパーフード系もおすすめで、夏ならアサイーなどが活躍します。また、抗酸化力、血行促進、肝機能の向上、脳の働きの改善など、様々な研究結果が報告されているターメリックは、個人的にも注目している素材。消化を促進し代謝を改善してくれるので、夏バテ解消にも向いています」(山崎先生)

ターメリックラテを簡単に作れる粉末。

ターメリック(秋ウコン)に、生姜、サトウキビをブレンドした粉末。牛乳と混ぜれば完成。すべて国産素材。100g¥1,000  natoha ゴールデンラテ(リフェット)https://www.lifet-select.com/

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ターメリック+αで様々な効果に期待大。

オーガニックのターメリックにデビルズクローなど効果を助けるハーブをブレンド。植物性カプセルを使用。90粒¥5,400 サンフード オーガニック ターメリック&スーパーハーブ カプセル(アリエルトレーディング TEL:0120・201・790)

酸化予防(2)細胞を活性化させ、酸化に負けない仕様にする。

活性酸素は、細胞膜やDNA、ミトコンドリアなど、生体を維持する上で大切な部分にも大きなダメージを与え、細胞を老化させる。「特に細胞内にあるミトコンドリアは、糖質、脂質、タンパク質の代謝に関与し、ATPというエネルギーへの変換を司る重要器官。ミトコンドリアが喜ぶ栄養を積極的に摂って、細胞が元気な状態をキープしましょう」(貴子先生) さらにミトコンドリアの活性や、細胞の老化防止に着目したサプリをプラスし、パワーをアップ。

細胞に着目した、新発想のエイジングケア。

独自の有効成分が糖化のメカニズムに細胞レベルで働きかけ、疲労回復や集中力維持をサポート。指定医薬部外品。60錠¥4,200 リゲイン トリプルフォース(アイム)https://regain-suppli.jp

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悪玉活性酸素にフォーカス。無害化する水素サプリ。

活性酸素の悪玉・ヒドロキシルラジカルを集中的に還元、短時間で無害化する水素サプリ。90粒¥7,000 ハイドロ・フォルテ(まいこ ホリスティック スキン クリニック)http://mhs-cl.com

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酸化予防(3)睡眠の質を上げ、細胞をしっかり修復。

精神的、肉体的なストレスによって傷つき、酸化した細胞が修復されるのは睡眠中。「温度と湿度がストレスになる夏は、睡眠中もコントロールを心がけストレスを軽減」(貴子先生) 睡眠の質によって、細胞を修復してくれる成長ホルモンの分泌量に違いが出てくる点にも注目。「眠りにつき、最初の深い眠りに入る3時間ほどが一番分泌量が高まるところ。いかに気持ちよく深い眠りに入れるかを考え、睡眠環境を整えましょう」(山崎先生)

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