恋人がいないならいないで、自分の時間を満喫できます。それに、友だちとの時間も取りやすい。ただ、恋人ができたら、それを報告しなければなりません。そのとき、素直に祝福してもらえない場合も……。今回はそんな、“彼氏ができた女子に届いた嫌みLINE”というテーマで女性たちに話を聞いてきました!
文・塚田牧夫
「弟さんですか?」
「家の近所に、よく飲みに行くお店があるんです。そこに、できたばかりの年下彼氏を連れて行ったんですね。
店の端のほうに、ひとりの常連さんがいました。四十代の独身女性で、たまに話をするような関係でした。
だから、挨拶しようかな……と思いつつも、どうしようかと考えているうちに、その女性は帰ってしまいました。
後日、その女性からLINEがきました。“先日は挨拶できずにごめんなさい”といった内容でしたが、そのあとに“一緒にいたのは弟さんですか?”ときました。
私と彼まったく似てないし、嫌みかな……?と思ってしまいました」ナナ(仮名)/32歳
弟と思うほうがおかしいシチュエーションだったとのこと。もし、本当に嫌みであればショックですよね。
「今年のクリスマスは…あ、ごめん!」
「クリスマスの一ヶ月ほど前でした。三年ぶりに彼氏ができたんです。もちろん彼と過ごすつもりでしたが、それまで毎年、仲のいい友だち数人と一緒にパーティーをしていました。
一応彼氏ができたことは伝えていたんだけど、クリスマスが近くなって、お誘いのLINEがきたんです。“今年のクリスマスはどこで集まる?”って。
私が返事をできないでいると、しばらくして、“あ、ごめん!”と、彼氏いるの忘れてたみたいなLINEがきました。あれは、明らかにわざとでしたね」ミツホ(仮名)/30歳
今まで参加していたイベントに、「彼氏ができたから行けない」とは言い出しづらい。そっとしておいて欲しいところに、抜け駆けだと言わんばかりのお誘いが、嫌がらせに思えたのですね。
「アプリ使う男ってどうなの?」
「仲のいい女子が集まったグループLINEがあるんです。そこで、彼氏ができたことを報告しました。
出会いについて聞かれたので、正直にマッチングアプリだと答えました。みんな驚いてたけど、“よかったね”と言ってくれたんですね。でも、ひとりの子だけ、“アプリ使う男ってどうなの?”と。
“私はしばらくひとりでいいや”と言っていたけど、しばらくして、興味津々な様子でアプリについて質問してきました」モモカ(仮名)/29歳
本当は興味があるのに、本心を隠しての発言。負け惜しみに聞こえます。素直に周りを味方につけたほうが、いいですよね。
“彼氏ができた女子に届いた嫌みLINE”をご紹介しました。
先を越されたという思いはあるかもしれませんが、祝福するのが友だちというもの。そういう女性のほうが好印象だし、魅力的ですよね。
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