夫の不倫が発覚したことで、夫に金銭的な制裁を課す妻もいるようです。お金や時間が自由になる男ほど、不倫に走りやすい……とも言われるので、仕方ないかもしれません。複雑怪奇な人間模様分析を得意とする並木まきが、妻が不倫男に下した金銭的制裁を3つご紹介します。
1:「家族カードだけ持たせることにしました」
「夫の不倫が発覚し、色々と調査した結果、ホテルや食事のお金は、夫が自分のカードで支払っていると分かりました。
そこで、もう二度と不倫をしないよう、夫名義のカードはすべて解約させ、私の名義の家族カードだけを持たせることにしました。
手持ちのカードを目の前ですべて解約させられたことが相当ショックだったみたいで、その後はおとなしくしていますね」(45歳女性/コンサルタント)
妻に知られずに自由に使えるカードがあると、不倫に使われる可能性が高まります。
しかし、夫に家族カードを持たせれば、彼の使用履歴から行動がある程度読めるので、賢い制裁と言えるでしょう。
2:「すべての収支を“見える化”しました」
「結婚4年目にして夫の不倫が発覚し、一時は離婚も考えるほどでした。
結局離婚はしなかったのですが、色々と私なりに考えた結果、夫の収入と支出をすべて“見える化”し、今後の不倫を防止することにしました。
我が家には子どもがいないこともあり、夫の不倫が発覚するまでは、それぞれ稼いだお金を自由に使っていました。しかし、その自由さが彼の不倫を助長したと思ったので、彼名義の銀行口座のネットバンキングのアカウントを共有してもらったんです。
とりあえず、収支をいつでも見られるだけでも不倫の抑止力にはなるかな、と思ってのことです。
その結果、今日までの1年半で怪しいお金の動きはありませんでした。思ったよりも効果があるようです」(42歳女性/教育)
お金の使途が妻にバレない限り、不倫男はどんどんお金をつぎ込むでしょう。お金の動きを監視するというのも良いやり方ですね。
3:「電子マネーもすべて管理するようにしました」
「夫の帰りが遅くなったことを怪しく思い、彼を問い詰めたところ、案の定不倫をしていました。
我が家には車がないので、移動手段は電車かタクシーが多く、夫はそれらの決済に交通系ICカードを使っていました。つまり、不倫相手の女と会うときもICカードを使っていたということ。
そこで、彼の不倫が発覚してからは、彼のカードの使用履歴をチェックできるようにセットし、行動を監視しています。
交通費が必要以上にかさめば、すぐに彼の不倫に気づけるようになりました。」(34歳女性/ネイリスト)
交通系ICカードの使用履歴を見れば、ある程度彼の行動を把握できます。
ICカードの使用履歴がわからないままだと、カードにチャージした事実しか見えません。履歴が見えるようにするのは賢い方法ですね。
「夫に自由なお金を持たせておくと不倫しそう」と考える妻の中には、賢いやり方で上手に夫を監視している人もいるようです。
皆さんも、夫の不倫にお困りの際は、今回ご紹介した方法を試してみるのも良いかもしれません。
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※2019年6月24日作成