不倫をしている既婚女性の友だちがいると、事前の相談なく、勝手にアリバイに使われてしまうこともあるようです。複雑怪奇な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんなアリバイ工作LINEを3つご紹介します。
文・並木まき
1:「具合悪くなったことにしておいてね」
「まあまあ親しい学生時代からの友人が、年下彼との不倫にハマっているようです。
あるとき、彼女が突発的にお泊りをしたらしく、なんと事後になってから
『昨日、彼と泥酔して泊まっちゃって~。私と一緒に遊んだことにしておいて! あなたの具合が悪くなって、家まであなたを送ってそのまま泊まったということになってるから、万が一のときにはよろしく』
と一方的にLINEが届き、ドン引きしました。
多分、ご主人とあまり面識がないので私が選ばれたのでしょうが、急に頼まれても困惑してしまいます……」(36歳女性/アパレル)
夫と親しくない女友だちと遊んでいたことにすれば、バレる心配が少ないと考える女性もいるようです。
2:「あなたの不倫相手ってことに」
「昔から仲がいい女友だちが不倫にハマっていたのですが、いよいよ旦那さんにバレそうになっています。
そのせいなのか、最近では私のことをアリバイに使っています。当然、事前の相談もありません。
先日は、旦那さんがスマホの写真フォルダで彼の写真を見たらしく、とっさに『友人の彼だ』と私の名前を出したのだとか。
その子からは『というわけで、よろしく~!』といった事後報告がLINEで届くのですが、勝手に私を不倫女に仕立て上げるなんて、あまりにも身勝手すぎませんか!?」(37歳女性/パート主婦)
勝手に不倫の汚名を着せられるとは、なんとも災難ですね……。
3:「お古ってことになってるから」
「友人がリッチな年上男性と不倫中で、デートのたびに高級ブランドの服を買ってもらっています。
その友人夫婦と、うちの夫婦で食事に行くことになったんですが、直前になって『そういえば、彼に買ってもらっている服は、全部あなたのお古ってことになってるから!』とLINEが届きました。
私の夫も参加することもあり、あとで面倒なことになりそうだと思ったので、『それはさすがにムリ』と返事を送ったら、その日の食事は中止になりました」(36歳女性/主婦)
不倫相手から買ってもらったプレゼントを「友人にもらった」と言い訳するとは……。その場しのぎの嘘で、どうにかなるとでも思ったのでしょうか。
不倫を隠し通したいと考える昼顔妻たちは、友人を勝手に使ってアリバイを作ることも……。
不倫の片棒をかつぐことのないよう、不倫中の友人からは距離を置いた方がいいかもしれませんね。
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