交際相手のことを愛していたとしても、結婚となると足踏みする男性は多いようです。そんなとき、背中を押してくれるような何かがあるといいですよね……。では、“男が彼女と結婚しようと決意する瞬間”とは? 男性たちの話をもとにご紹介します。
文・塚田牧夫
女性から相手にされない
「後輩に誘われ、合コンに参加したとき。もちろん彼女には内緒です。3対3で、女性はみんな俺より5歳ぐらい下でした。
すごく盛り上がって楽しかったんです。後日、後輩と話す機会があり、そこで聞かれました。“グループLINE入ります?”と。
合コン直後にグループLINEが発足していて、俺は誘われてもいなかった。まるで相手にされてなかったんです。ショック……。彼女を大事にしようと誓いました」シン(仮名)/32歳
年下の女性に相手にされないことで、自分の年齢を痛感することがあります。そろそろ身を固めなければいけないと悟るようですね。
髪が薄くなった
「ある朝、鏡を見たら、髪の毛がペターッとなってたんです。触ってみると、一本一本が細く軽くなったような……。しかも、以前よりおでこが広くなっている。
確実に、髪の量が減っていました。完全になくなる前に、彼女と結婚しなければ……と思いました」リョウタ(仮名)/30歳
男性にとって、髪の問題は深刻。量が減ってくると、男としての自信も失っていく場合があります。手遅れになる前に、誰か掴まえておかなければ……と思うようですね。
腰を痛めてしまう
「彼女の引っ越しを手伝ったときです。引っ越しといっても、部屋に運ばれてきた荷物を移動させるだけの簡単な作業でした。
何気なくダンボールを持ち上げようとしたんです。すると、中身が意外と重く、踏ん張った瞬間、腰に激痛が走りました。たまらずその場に倒れ込み、しばらく動けませんでした。
今回は彼女に助けてもらったので事なきを得ましたが、一人ぼっちの部屋で動けなくなるような目にあったら、今度は死ぬかも……と考えると、そろそろ身を固めなければいけないと思いましたね」ケイタ(仮名)/34歳
肉体的な衰えを感じると、そろそろ身を固めることを考えます。自分が倒れてしまったとき、傍に支えてくれる人がいて欲しいと思うのですね。
家族から大歓迎を受けて
「彼女の家で、姪っ子の誕生日パーティーが開かれたのですが、それに僕も招かれたんです。初めて彼女の実家に行きました。
そこで、僕は想像以上の大歓迎を受けました。本当に温かい家族で、楽しく穏やかな時間が過ごせました。この家族の一員になりたいと、強く思いました」ショウスケ(仮名)/29歳
初めて会う彼女の家族に温かく迎え入れられたのなら、それは嬉しいでしょう。将来のことも、ちゃんと考えるようになるはずです。
“男が身を固めようと決意する瞬間”をご紹介しました。
何かしらキッカケがないと、男性も結婚には踏み出しにくい。意外なことがそのキッカケとなり得るので、彼をいろいろな場所に連れ出してみるのも、ひとつの手段かもしれませんね。
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