あなたはワードローブに何着ある?
長く愛し続けたい「思い入れのある服」
改めて自分のワードローブを見返したとき、長く着続けたいと思える一着は一体いくつあるでしょうか?
ファッションが“プチプラ”で気軽に楽しめるようになった今、「トレンドものは1シーズン着倒して満足!」といった女性が増えているのも事実です。
そんな近年のファッション観に違和感を覚えて立ち上がったのが、ヴィンテージセレクトブランド『LEBECCA boutique(レべッカブティック)』のディレクターとして活躍する赤澤えるさん。
“より長く、より愛され、より大切にしてもらえる服とスタイル”をコンセプトに、セレクトした古着とオリジナルワンピースなどを展開。赤澤さんが発信し続ける「服との向き合い方」にも多くの共感が集まる、今、注目のファッションブランドなんです!
赤澤える発!3つのファッションルール
共感を呼んでいる「おしゃれの秘訣」とは?
ブランドデビュー以来、LEBECCA boutiqueが多くのファンを虜にする理由を探るべく、ディレクター赤澤さんにインタビュー!彼女がブランドを通して発信する、おしゃれを楽しむ秘訣とは?
その1 服は“迎え方”次第で、その後の扱い方も変わってくる
「赤とワンピースが好き」と公言する赤澤さん。取材時も、ヴィンテージの真っ赤なワンピースを着る彼女がとても印象的でした。
「10代の頃、人生で初めて購入した1万円くらいの古着。当時の私からすると“頑張って買った”という記憶が鮮明で。こういった思い入れのある服は、ものすごく愛着が湧くものだし、自分にとってはいつまでも“勝負の日”に着ていたい、とっておきの一着ですね」
購入から10年以上も赤澤さんの勝負服として活躍する赤いワンピース。服を買う=迎えるときの心境次第でその後の扱いが大きく変わる、そんなご自身の実体験から、お客様にとって服を迎え入れやすい入り口作りにもこだわっているそう。
その2 自分が納得できる“服選び”を大切に
その入り口作りとして、彼女の「ブランドの服をより大切にしてもらいたい」という思いから、オリジナルアイテムには必ずご自身でつけた商品名とそれに紐づくノンフィクションのストーリーが存在する。
「今日着ている人生初の古着からインスピレーションを受けて作った『勝負する日のワンピース』は、手に取ったお客様から「この服のおかげで救われました!」と言って頂けて、嬉しいことに即完売!この瞬間、商品名や服のストーリーからお客様に届けたい“私の思い”がちゃんと伝わったんだと実感できました」
公式ECサイトによる商品説明はもちろん、ご自身のInstagram(@l_jpn)から『#レベッカブティックのこと』をつけて発信する自ら綴ったストーリーも大人気!気になった方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
その3 服の“向こう側”にも目を向けてみる
彼女がブランド創設当初から注目し続けるのが、人にも環境にもやさしい『エシカルファッション』。
「“安くたくさん買える”ことに喜びを感じる方もいていいと思うんです!ただ私は、服を手に取る時に“思い入れ”さえあれば、ゴミとして簡単に捨てられるはずがないと思っていて」
だからこそ彼女は、服を通して「思いを届けること」、お客様から寄せられるリアルな声にも耳を傾けながら、その「届け方」にも試行錯誤を続けることに日々使命感を感じているそう。
今でこそ、どのファッションブランドも環境や社会に配慮した取り組みが当たり前になりつつありますが、LEBECCA boutiqueはデビューの早い段階から着目。最近では『私たちのキャンバスバッグ』というネーミングで、オリジナルショッパーのデザインをキャンバス地のバッグに落とし込んだ「マイバッグ」を販売中で、お客様からも大好評なんだとか♡
「いつかは『エシカルファッション』という言葉を使わなくても、ブランドのファンに限らずおしゃれを楽しむみなさんの間で当たり前の感覚になってくれたら嬉しいです!」
今、注目の「とっておきワンピース」
『社内ではためくワンピース』をPick up!
オリジナルワンピースは、すべて古着や古い資料を参考に、テーマに決めた時代背景からインスピレーションを受けているのも特徴。
このワンピースは、1940年代初頭の女性も外で働き始めた時代背景にフォーカス。LEBECCA boutiqueらしいレトロシックなオフィスレディをイメージした一着。“はためく”には、本来なら風が吹かないオフィスにも、自ら風を起こしていこう!というメッセージが込められているんだとか。
「ONでも着られるワンピースが欲しい!というお客様の声から生まれた一着。最近では最終面接が私服だったり、古着好きの女性もきちんと感とレトロなムードを両立した一着なら仕事の日でも楽しめたりと、働く環境も徐々に変わりつつあります。そんな現代女性の日常に寄り添うアイテムに仕上がったと思います」
特別な日に着たい「とっておきの一着」
大人になった今こそ、見つめ直したいこと!
赤澤さんの「おしゃれを楽しむ3つのルール」は、LOCARI世代の私たちにとってどれも共感できるものばかり。
「こんな特別な日に着たい!」そんな風に思って迎えれば、「服を大切にする精神」は無意識のうちにきっと持ち続けられるはずです。あなたもぜひ、LEBECCA boutiqueの思いが詰まった一着を“特別なひととき”に迎え入れてみてはいかがでしょうか?