子宮恋愛の真意・極意を解きあかします。頭でする恋愛と、子宮でする恋愛は充実度が全然違います。結婚したいなら、出産を想定して計画を立てることも大切かもしれません。恋愛はいつでも出来るものだけど、子供を産むことを考えると期限があるのが現実です。
「子宮恋愛」とは? 結婚よりも、妊娠を基準に人生プランニング
結婚はいつでもできるけど、出産には期限がある。そう思うと、人生プランも変わってくる。
恋愛はいくつになっても出来るものだけど、子供を産むことを考えると母体には期限がある。だから、「結婚も出産もそのうち……」と考えている女性も、30代を迎えたら、何となくではなく、自分は子供を産みたいのかどうかをちゃんと考えて、人生をプランニングしておくことが必要である。
本当のところ、自分は子供を産みたいのか産みたくないのか。子供がいる(いない)人生をどう過ごしたいのか?
30女たちは、今、真剣に問いかけてみて欲しい。
夏休みの宿題は最終日まで手をつけない……人生、常にギリギリで走っている私の場合。この命題を問いかけてみた時、意外にも「子供は欲しい」という答がはっきりと浮かんだ。
この10年間、恋にうつつを抜かしながらも、仕事に夢中だったし、先々まで仕事のビジョンは明確にある。でも一方では、小さい頃から、「家庭を作る」というイメージも揺るぎなくあることに気付いた。だけど、現実生活では、30代半ばに突入したのに、年齢にも期限にもまったく自覚がなく、20代の時のように、「いつかそのうち、『この人しかいない!』と確信が持てる男性が表れたら、子供を産もう」とノンキにかまえていた。もしかして、私ってプランニング能力とか、危機管理能力無さ過ぎ?
恋愛&女としての姉さん、カリスマエスティシャンのDさんに相談してみると、驚きのアドバイスをくれた。
子宮で求める「子宮恋愛」って?
頭や欲望だけじゃなく、もっと芯から男の人をみれるようになりたいもの。
「子供が欲しいなら、まずは、子宮で恋愛しないとね」
子宮で恋愛?
Dさん曰く、一般的に恋と言われるものは、頭ですることが多い。身勝手な妄想を突っ走らせ、理想を膨らませて、それを楽しむ。自分本位なものだから、相手のことが芯から理解できないし、苦しいけど、そのスレ違いや理解不能なところに身悶えてトキめく。でも、それは永遠には続かない。いわゆる、一時的な恋の病であり、肉欲であり、狂気だ。
一方、“子宮する恋愛”とは、動物的本能で惹かれる相手を見つけることから始まる。頭でトキめける男と、子宮で求める男は全然違うのだという。
子宮が求める男とは、性欲のみを刺激するセクシーな男でも、トキめきをくれるカッコいい男でもなければ、いわゆる3高男みたいな表面的な条件だけの男でもない。
もっと、DNAレベルで優秀な人、子供の父親にとして最適な強さやサバイバル力や優しさをもっている人だ。求めるDNAや細部は人それぞれだけど、自分と巣(家庭)を作る上での、相性のよさは必要不可欠。たとえば、働く女のパートナーなら、家事ができる力や子育て力というのも必要だろう。
全部がそろっている人はなかなかいないし、完璧を求める必要はナイけれど、「子宮がよろこぶ相手かどうか」という観点で今までの恋人を思い返してみると、いろいろな気づきがあるとDさん。
たしかに、少なくとも私はいろいろなことに気づき、身につまされた。
これまで私が長続きしなかった相手は、仕事ができて、刺激的で、見た目もそれなりにカッコよかったけれど、破滅的だったり、アダルトチルドレンだったり。何て言うか、人間としてはかなり青い人が多かった。もちろん、私も負けず劣らず青い女なので惹かれあったし、だからこそ、恋愛の面白味みたいなものを味わえた気もするけれど、そばにいても安心して眠れるような相手じゃない。家庭を持つとか、子供を産むなんて局面に達するような恋愛ではなかった。でも、恋の病に冒されていた当時は気付かなかった(というか、気付かないフリをしていた)。
人生の中で子供を産み、家庭を持ちたいという願いがあるなら、トキメキや計算ではなく、自分の中にある“子宮で惹かれる”という感覚を探ってみること。そこで、男の人を見てみると、今までと景色が変わって見えるんじゃないかなと思う。
幸せな結婚をしている人の共通点
早く、しかも幸せな結婚をしている女性は、もともと子宮で男を選んでいる!
すでに、母親になった友だちに、その話をしてみると、「そんなの、前から自然にそうしていたよ」とのこと。「私の場合、燃えるような恋愛に向いてるタイプでもないし、恋愛欲求も薄い。ずっといい家庭が欲しいと思っていたから、たぶん、自然と子宮で相手を選んでいたよ……」
何だか納得。ドーンと安定した相手と家庭を作り、肝っ玉母さんになっている人はみんなそうなんだろう。
子宮で選んだ相手は、頭や性欲だけで動いていない分、トキメキや刺激は少ないけれど、時間がたつごとに感じられる楽しさや優しさがあるのかもしれない。
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