それまで友だちだと思っていた人を、急に異性として意識し始めることは珍しくないようです。そこで今回は「異性の友だち」と思っていた女性を、ふとしたきっかけで意識し始めた男性に話を聞いてみました。
口周りの汚れを拭いてくれた
「友だちとして付き合って8年ほど経過したときでしょうか。僕と彼女とその仲間たちで飲み会をしていたときのこと。僕はついお酒が進んでしまい、ほろ酔い状態でした。
そのとき、彼女は“口にケチャップついてる”とニッコリ笑って、僕の口を拭いてくれたんです。彼女は覚えていないようですが、それ以降、彼女を異性として強く意識しはじめました」(Hさん・32歳男性/アパレル)
優しくされると、グラッときてしまう男性は多いものです。男性同士だとあまりない交流だけに、ささいな思いやりにもキュンとするケースがあるようです。
意味深なセリフにキュン
「大学のサークルで知り合った2つ年下の女性がいるのですが、彼女はまさに妹みたいな存在。悩みをよく相談してくれるので、頼られる感じがして嬉しかったんです。
あるとき、いつものお悩み相談と言われて呼び出されたのですが、彼女は“ずっとふたりで遊びたくて、でもなんて誘ったらいいかわからなくて”と赤面しながら僕に打ち明けてくれました。
かわいすぎて、異性として意識せざるを得ませんでした」(Eさん・30歳男性/保育士)
「ふたりで」という言葉が特別感をかもし出しますね。特別扱いされて嫌な人はあまりいないので、かなり使える方法です。
好きな異性のタイプを話していたら
「僕には女友だちがひとりいたのですが、ふたりとも趣味が美術館巡りだったので、一緒に出歩くことが多かったんです。
あるとき、好きなタイプを告白する流れになったときに、彼女は“趣味が同じで、それほど身長が高くない人で、話しやすい人がいいなぁ”と僕のことを見つめました。
“それ、俺のこと?”と確認すると、その場では笑ってごまかされましたが、後日告白したところ、OKをもらえました。今では恋人同士として仲良く付き合っています」(Oさん・35歳男性/介護士)
ちょっと回りくどい方法ですが、彼をドキドキさせるにはうってつけの方法ですね。それとなく彼に好意を気付かせたいときにも有効な手段です。
会わない時間が続いたとき
「ある日、長年の女友だちが“最近、ある男性にしつこくアプローチを受けているの”と僕に相談をしてきました。長年の友人として言わせてもらうと、彼女は押しに弱いタイプ。少し心配でした。
その後、連絡が取れない日が続いて、“もしかして付き合ったのかな? 俺と遊んでくれなくなるのかな?”と、ずっと心細く思っていました。そのとき、彼女のことを異性として見ている自分に気づきました」(Wさん・32歳男性/医師)
会えない時間が続くと、相手のことを大切だと再確認する人は多いでしょう。たまには連絡を取らないのもいいかもしれませんね。
厳しく怒られたとき
「前から一緒に遊んでいる女友だちがいます。俺はいつも待ち合わせに30分くらい遅刻してしまうのですが、今まで彼女に怒られたことはありませんでした。
しかし、あるとき“女の子を待たせるのはやめた方がいいよ!”と思いっきり怒られてしまいました。
怒られはしたのですが、俺に嫌われる覚悟で怒ってくれるなんて、なんて素敵な女性なんだと感じました」(Oさん・28歳男性/エンジニア)
男性を大切に想うからこその助言は、彼にもきちんと伝わるようです。厳しくも的確なアドバイスをしてくれる彼女に心を奪われてしまう男性も多いはず。
何気ない一言に
「大学の同期の女友だちと身長の話をしていたとき、彼女が何気なく“カップルの身長差が15cmあると、キスが気持ちいいんだって”と言ったんです。
そこで彼女に身長を聞いてみると“155cmだよ”と小さく笑いました。僕の身長は170cmなので、ぴったり15cm差です。
“この子とキスの相性がいいのか……”と思ったら、意識しはじめてしまいました」(Mさん・21歳男性/大学生)
何気ない一言で、男性の妄想スイッチをONにすることもできるかも。
恋愛対象として見られるためには、スキンシップを想像させるような言葉をかけるのもいいでしょう。
友だちだと思っていた男性から「女性として見られてる」なんて、少しドキドキしてしまいますね。
それまで友だちとして仲良く付き合えていたのですから、ふたりの相性は悪くはないはず。恋愛のチャンスに恵まれない……という方は、周囲の男友だちに目を向けてみるのもアリかもしれませんよ。
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※ 2019年11月30日作成