筆者は普段、エステティシャンとして日々美肌作りのお手伝いをさせていただいています。お客様に肌のお悩みを伺うと、世代ごとに様々なお悩みをお聞きしますが、どの世代も気にしている人が多いのが「毛穴トラブル」。今回は黒ずみ毛穴やたるみ毛穴など、悩み深き様々な毛穴トラブルを解決する方法をご紹介します。
どの年代でも悩まされる毛穴問題、どうやって解決したらいい?
エステティシャンとして仕事をしていると、幅広い年代のお客様に肌のお悩みをお聞きします。
しかし、10代から70代まで幅広い年代が声を揃えて気になるとおっしゃるのはなんと「毛穴トラブル」。
若い世代は黒ずみや皮脂詰まり、上の世代になると毛穴の開きやたるみ毛穴…。間に挟まれているミレニアル世代は、開きも詰まりも全部気になる!という方も多いようです。
今回はそんな気になる毛穴トラブルを解決する方法をご紹介します。
毛穴攻略の鍵は良質なクレンジングとたっぷり保湿
左:雪加 オイルクレンジングMA/¥3,520
右:SURISURI ローションモイスト/¥1,650
黒ずんだ毛穴は皮脂が酸化して質の悪い脂になっている状態。その下には新たに分泌された白い皮脂が待機しています。
黒くなった角栓を取り除き、皮脂の分泌をスムーズにしてあげるのが詰まり毛穴対策の重要なポイントになります。
クレンジングは擦らず丁寧に行うのが鉄則。オイルタイプのクレンジングは角栓を柔らかくしてしっかり取り去ります。アルガンオイルやグレープシードオイルなど、良質な油分で作られたクレンジングがオススメ。
雪加のクレンジングオイルはもったりとした重ためのテクスチャーで肌に乗せても摩擦になりません。
乾燥肌、敏感肌にとっては毎日のオイルクレンジングで余計に乾燥が増すことも。その場合は週に1回、2週に1回というように使用頻度を減らしながら取り入れてみてください。
また、砂漠のようなカラカラ肌の毛穴はぽっかりと穴が開いている状態。反対に、潤いで満たされている肌はキメがふっくらして毛穴が引き締まった状態です。
クレンジング、洗顔が終わった後は時間を置かず、すぐ保湿に取り掛かりましょう。
SURISURIのローションは保湿力が桁はずれでリッチな使用感。セルロースナノファイバーという保湿成分が配合されており、プチプラ化粧品の中では群を抜いた潤いを角層に届けます。
今すぐどうにかしたい毛穴は優秀下地とファンデの塗り方で解決
左:CANMAKE クリーミーファンデーションスティック01/¥990
右:CANMAKE ポアレスエアリーベース01/¥770
CANMAKEはプチプラですがアラサー肌でも満足できる高機能ベースメイクアイテムが揃っています。
最近発売されたばかりのポアレスエアリーベースはTゾーンだけでなく全顔に使えるスフレ状の毛穴補正下地です。開ききった頬の毛穴を埋めるのに最適なアイテムです。
そして、一見すると毛穴には適さないであろうソリッドタイプのスティックファンデーション。これを小鼻横からこめかみにかけてひと塗りした後に水で濡らしたスポンジで叩き込むことで面白いほど毛穴が目立たないフラットなお肌になります。
スポンジはスライドするとファンデーションがよれてしまうので必ず肌と垂直に当てましょう。
スポンジを使うことで仕上げのパウダーが要らないくらいサラッと仕上がり、毛穴が消えるだけでなくメイク崩れしなくなるという効果もあります。
上記のメイク方法でビフォーアフターの写真を撮ってみました。鼻と頬の開き毛穴がナチュラルにカバーされています。
今回は毛穴トラブルの解決策とベースメイクのコツを紹介させて頂きました
必然的に皮脂量が増える春夏に備えて、今のうちから対策をしておくことが重要です。憧れのなめらか毛穴レスを目指しましょう!