ヘアメイク森田玲子です。なかなか習う機会のないメイク。順番や基本がわからず、何となく仕上げていませんか?今回はメイク初心者さんにもわかりやすく、基本の順番やメイク方法を徹底解説します。
徹底解説!メイクが上手くなる順番と基本のやり方
メイクの基本ステップや、基本の塗り方をご紹介します。これさえ知っていれば、メイクが苦手な人も、理論的に理解ができて苦手意識がぐっと減るはず!
STEP1 ベースメイク
ベースメイクの順番は主に2通りあります。使用するファンデーションがリキッドかパウダーかで順番が異なります。
<リキッドファンデーションの場合>
日焼け止め→下地→リキッドファンデーション→コンシーラー→フェイスパウダー
<パウダーファンデーションの場合>
日焼け止め→下地→コンシーラー→パウダーファンデーション
液体が先、粉状が後と覚えるとわかりやすいです。
ベースメイクの基本やり方は、中央から外側へ向かって丁寧に塗り広げることです。一番濃く塗りたい(カバーしたい)ところへ少量のせ、手やブラシ、スポンジで外側へ広げていきます。
厚塗りすると崩れやすく、顔の陰影がなくなり、のっぺりと見えてしまいます。
また、ベースメイクコスメを選ぶ時のポイントは、伸びのいいものはナチュラルで薄付き。こってりしたテクスチャーのものは、カバー力が高いです。ご自身の好みの仕上がりに合わせて、質感を選んでみてくださいね。
STEP2 眉メイク
ベースメイクの次は、眉メイクです。眉毛が薄い人は、先に眉毛を描くことで顔のフレームがしっかりして、他のメイクのバランスがとりやすくなります。
<眉が薄い人の場合>
アイブロウペンシル→アイブロウパウダー→アイブロウマスカラ
<眉が濃い人の場合>
アイブロウパウダー→アイブロウペンシル→アイブロウマスカラ
アイブロウパウダーは淡くも濃くも調整しやすく、アイブロウペンシルは細かい線を描けます。
眉が薄い人は、眉の形も色も自分で描く必要があるので、ペンシルで下書きをしてからパウダーで色をのせると描きやすいです。
眉を描く時の基本は、ペンシルもブラシも力を抜いて描くことです。鉛筆を持つように強く握ると、コントロールがしにくく濃くなりがちです。
顔の輪郭まで映る大きな鏡で描くのも大切です。
STEP3 ローライト・ハイライト
ローライト→ハイライト
ローライトやハイライトは、メイクの最後にやる人も多いと思います。実は、アイメイクやリップよりも先にすると、顔のバランスが整い、どのくらいアイラインを引くか、どのくらいの濃さのリップがいいかバランスがとりやすいです。
影を作りたい、削りたいところにローライトをのせ、ふっくら明るく、ツヤやかに見せたいところへはハイライトをのせましょう。