婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第50回は、婚活中に見聞きした、好みの男性に出会い即行動してうまくいった恋愛成就エピソードを3つご紹介します。
1. じわじわ作戦でいく
【結婚引き寄せ隊】vol. 50
大なり小なり、いろいろな場面で異性と知り合う機会があるでしょう。でも、知り合った人のなかから、「この人いいな」と思うような心がときめく出会いは、そうそうあるものではありません。しかも、気になる男性がシングルだった場合、うかうかしているとほかの女性と仲良くなってしまう心配も。
それに、告白するのは男性からと決まっているわけではありませんよね。そんなときは勇気を出して、女性からアプローチしていくことをおすすめします。30代前半のAさんの場合、まさに自分から恋をつかみにいき、うまくいきました。
飲み会で好みの男性と知り合ったAさんは、連絡先を交換したその日から、数日おきに連絡。お互いに映画好きだという共通の趣味があったので、「あの映画レンタルされてるよ」「次はあの監督の作品がいいかも」といった具合に、短めのメッセージを送っていたのだそう。
男性のほうも映画好きゆえに、おすすめの映画情報を交換し合うなど、一切ラブリーな雰囲気のない連絡だったものの、あるとき「じゃあ今度一緒に映画を観に行こう」という話に。それが初デートとなり、スムーズに距離が縮まり、付き合うことになりました。
女性から行動する場合、加減がわからず、猛アタックしてしまう人もまれにいるようなのですが、それだとまだ距離感をつかめていない男性はドン引きする可能性も。一気に迫って一気に拒絶されるよりも、万が一縁のない相手だったとしても、適度な距離感を保ちながら押すほうが、ダメージは少なくて済むと考えたそう。じわじわ作戦を即実行し、恋愛成就したお話でした。
2. いつも笑顔を心がける
自分にとって、いいことがある日もあれば、悪いことがある日もある。だからいつも笑顔でいることなんてできないと思っていた、20代後半のBさん。職場の別の部署に好きな先輩ができてからは、気づくとその人のことを目で追っているという、思春期の少女のように恋する乙女と化していたそうです。
そんなBさんは、Bさんなりに社内のネットワークをたどり、好きな先輩の情報を手に入れようと即行動。先輩の好みのタイプは、明るくて、いつもニコニコしているような女性だと判明。それを知ってからは、「いつも笑顔で」と心がけるようになったBさん。
事情を知らないまわりの人からは、「なんかいいことあったの?」などと言われることもあったそうで、先輩好みになろうという努力が、結果的に職場の人たちにも好評。次第に“いつもニコニコしているBさん”として定着します。Bさんが先輩と社内ですれ違うときも、恥ずかしながらいつも笑顔で挨拶していました。
ある日、先輩のほうから、「いつも笑顔がいいね!」と言われ、話す機会が増加。Bさんにとっては、好きな人と一緒にいるとなおさらニコニコしていて、ふたりでいると居心地の良さを感じた先輩も、次第にBさんが気になる存在に。そんなに時間がかからず、付き合うことになりました。
3. 普段から身だしなみに気をつける
職場の同年代の男性はすでに家庭を持つ人ばかりで、わずかにいる独身男性は年下女性ばかりを狙っていて、会社と家の往復ばかりだった30代半ばのCさんは、ため息まじりの日々を送っていました。
ですが、このままではだめだと一念発起。Cさんは、女性誌を読んだりセミナーに参加したり恋愛中の女友達の話を聞いたりと、自分を高めて、出会いを探してみようと考えて即行動に移しました。それまでは「どうせ会社と家の往復しかしないし……」と手を抜いていたメイクやファッションを強化。ちょっと近所のコンビニに行くときも、身だしなみに気をつけていたそうです。
あるとき、Cさんは職場の同期の男性から、「最近急にキレイになった気がする」と言われ、そんなCさんなら「お似合いの人がいるけど紹介しようか?」という話をされ、友人を紹介されたのだとか。
それまでは「職場になんて恋愛につながるものは何もない」と思っていたCさんでしたが、身だしなみに気をつけるようになり、磨きのかかったCさんに、良い変化がもたらされました。紹介された男性とは、ゆっくりと愛を深め合っているようです。
出会いを探していても、つい受け身になってしまうこともありますよね。ですが、それまではと少し違う、ちょっとの一歩を踏み出すだけで、待ち望んでいた結果が訪れることもあるかもしれませんよ。
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