100円ショップ・ダイソーではペーパー加湿器が販売されている。その性能を紹介したい。
各地で気温が低くなり、喉や肌の乾燥が気になることが増えてきたこの頃。乾燥対策として加湿器を利用している人も多いだろう。そんな中、100円ショップのダイソーでは、電気を使わないエコな加湿器が販売されている。
■癒やし系なデザインもツボ
こちらがダイソーで販売されている「ペーパー加湿器」(税込110円)だ。その名の通り紙で作られた加湿器で、何より手頃な価格にも惹かれる。
記者が購入した商品は、トイプードルとブルドッグ、柴犬のイラストがグッとくる、癒やし系なデザイン。簡単に折り曲げることができるよう、比較的柔らかい紙が使用されていた。
関連記事:換気・加湿・暖房が同時にできるエアコンはダイキンだけ 加湿効果を体感してきた
■作り方も超簡単
ペーパー加湿器の作り方はいたって簡単。おもて面の折り目に合わせて山折にしていき、端と端をはめ込めるようになっているので、そこを合わせれば、あっという間に加湿器の本体は完成だ。
あとは、水を注いだコップの中にペーパー加湿器を入れるだけ。このまま放置すれば加湿効果を発揮してくれるというから驚きだ。
ペーパー加湿器はコンセントが不要かつ、コップのサイズによっては狭い場所にも置くことができる。今回記者はデスク横に置いてみたところ、かなり収まりの良さを感じに。
■ペーパー加湿器の実力は…?
ペーパー加湿器は、エコで簡単に作れるなど良いところばかりのように感じるが、一方で「本当に紙の加湿器に加湿効果があるのか」というのは非常に気になるところだ。そこでしらべぇ編集部では、ペーパー加湿器を使う前と後で湿度の差を検証してみることに。
検証時の室温は21℃で、6畳ほどの洋室にて検証。ちなみに、ペーパー加湿器を使う前の湿度は約50%だった。その後、記者のデスクの横にペーパー加湿器を設置し、約1時間ほど放置してみた。
関連記事:塩だけで「刺身を激ウマにする裏技」を試したら… 味と食感の変化に驚き
■しっかり加湿されていた
すると、1時間後には、ペーパー加湿器周辺の湿度は約62%にまで上昇するという結果に。1時間で約12%と確実に湿度は上がっており、「効果絶大」というわけではないが、デスク周りにちょこんと置いておくだけで、乾燥した状態は緩和されそうだ。
乾燥が厳しくなる冬の時期のお共に、最寄りのダイソーをチェックしてみてはいかがだろうか。
(取材・文/しらべぇ編集部・北田力也)