「キメハラ」に恐れ? 9日放送の『5時に夢中!』で、マツコ・デラックスが『鬼滅の刃』に残したコメントとは…
公開中の劇場版アニメが映画史に残る大ヒットを記録するなど、一大ブームとなっている『鬼滅の刃』。これに関し、9日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)で、マツコ・デラックスがおそるおそる発言をした。
■陰湿な「キメハラ」
番組はオープニングにて、「鬼滅の刃」大ヒットの一方、見ていない人に見ることを押し付けたり、作品に否定的な意見は許さないという「キメハラ」が問題になっているとの記事を紹介。
記事によると、見ていないというだけでグループから除外するなどの現象が、学校や職場で横行しているのだという。これに関し、出演者は「ブームを押し付けられたことがある?」というテーマで討論。
マツコはMC・ふかわりょうの「にわかに対して厳しい風潮もあるじゃないですか?」との質問に、「話さないようにしてる。うすーい知識でやっちゃうと、そういう人たちからしたら不愉快なのも分かるから」と理解を示した。
関連記事:ハライチ岩井、年配コメンテーターの『鬼滅の刃』ヒット分析に苦言 「的外れすぎ」
■「総攻撃」を受ける覚悟で…
続けて、マツコは言葉を選びつつ、「おそるおそる」といった雰囲気で「アタシ、本当にこれ、総攻撃を受けることを覚悟で言うんですけど…」と前置き。続けて「1枚も、1分も見たことがないので…」と、コミック・アニメともに「鬼滅の刃」には全く触れたことがないと告白した。
「総攻撃」を受けないようにとの配慮からか、ふかわは「それを正直におっしゃるのは(いいですよね)」とコメント。「生半可な情報で踏み込んじゃうとってのはあると思います」と、マツコを優しくフォローしている。
■10代は流行に合わせる傾向に?
周囲に流されやすい国民性だと言われる日本人。「鬼滅の刃」に限らず、周りの流行に合わせたことのある人は多いのでは。ちなみに、しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,880名を対象に調査したところ、全体の27.3%が「興味はないが流行で手を出したものがある」と回答。
男女年代別では、20代が他の年代より突出して高い数字となっている。学校というコミュニティでは、より流行に敏感である必要があるのかもしれない。
ハッキリした物言いのマツコが尻込みするほど、「鬼滅の刃」はブームとなっているのだろう。
(文/しらべぇ編集部・玉山諒太)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2020年4月24日~2020年4月27日
対象:全国10代~60代の男女1,880名 (有効回答数)