20代からデイリーメークに欠かせない ブラウンシャドウ。でも実はこれが落とし穴で、逆に「古い」「疲れた」印象に見せているんです。肌がくすんできた40代、50代の肌を綺麗に見せるのは暖色系ブラウンシャドウ。目力回帰の今こそ、今までの「当たり前」を見直して!
20代からデイリーメークに欠かせない ブラウンシャドウ。でも実はこれが落とし穴で、逆に「古い」「疲れた」印象に見せているんです。肌がくすんできた40代、50代の肌を綺麗に見せるのは暖色系ブラウンシャドウ。目力回帰の今こそ、今までの「当たり前」を見直して!
【ブラウンに“赤み”を足す 】だけで、いつも通りのアイメークが若返る!
使いやすいブラウンシャドウはデイリーメークに最適と、20代から愛用している方も多いはず。ところが40 代は目まわりがくすみ、まぶたがたるんでくるもの。20代の肌に合うブラウンを使うとくすみが強調され、大人女性の上質で知的な美しさを打ち消してしまいます。赤みブラウンはトレンドであると同時に黄み肌に馴染み、透明感を引き出す色。はれぼったくなると心配せず、是非トライしてみて!
教えてくれたのは……ヘア・メークアップアーティスト 佐藤エイコさん
色みを調節できる赤み入りパレットが便利
色の組合わせが考えられた、赤みカラー入りのブラウンパレット。初心者でも取り入れやすく、普段のブラウンの延長線上で使えます。A:モデル使用。挑戦しやすいレッドブラウン。サンク クルール クチュール689 ¥7,600(パルファン・クリスチャン・ディオール)B:プチプラとは思えない発色の良さ。B IDOL THE アイパレ 05 ¥1,800(かならぼ)C:絶妙なラメがラグジュアリーな目を作る。アイ カラー クォード 3A¥9,400(トム フォード ビューティ) D:単色でも混ぜても使いやすい4 色。ルナソル アイカラーレーション 09 ¥6,200(カネボウ化粧品)E:色みが調整しやすい2 色。KANEBO アイカラーデュオ 13 ¥2,300(カネボウインターナショナルDiv.)
肌馴染みのよさが〝赤み〟を選ぶ時の一番の基準
同じ日本人でも、人によって肌のトーンはかなり異なります。日焼けしがちで色が変化している手の甲ではなく、顔色に近いとされる腕の裏側に色をつけてチェック。グレーがかってくすんだり、肌から浮いて見えるカラーは避けて、肌により馴染む色をチョイスすると失敗しません。細かいパール感があるほうが使いやすいです。
HOW TO MAKE
クリームシャドウで立体感を生むベースを作る
赤みブラウンを太ブラシで簡単グラデに
下まぶたにもふんわり同じ色を入れて
\Finish!/
使ったアザーアイテムはこれ!
左・全アイメークのベースとして活躍。発色が良くなり、崩れにくくなります。アディクション ザ アイシャドウクリーム 005C ¥2,000(アディクション ビューティ)右・丸みがある斜め形状のアイカラーブラシ。自然なグラデーションにしたい時に重宝。NANAME FUDE マルチ アイブラシ ¥2,800(SHISEIDO)
A:モデル使用。さりげない自然な色みでどんなアイメークにも合う。コスメデコルテ AQ ブラッシュ 03¥6,800(コスメデコルテ)B:ベルベットのように上質な深みのある赤。ルージュ・ジバンシイ・ベルベット 38 ¥4,600(パルファムジバンシイ) C:メークのニュアンスを変えるアイブロウマスカラ。同 インスタント アイブロウ カラー ¥800 D:絶妙な3色で好みの眉が描ける。ヴィセ リシェ アイブロウ パウダー BR-2¥1,100 ※ C、D ともに編集部調べ(ともにコーセー)
2021年『美ST』1月号掲載
撮影/峠 雄三(人物)、五十嵐 洋(静物) モデル/山田 優 ヘア・メーク/佐藤エイコ〈ilumini.〉 スタイリスト/鳥山悦代〈One 8 tokyo〉 取材/中田ゆき 編集/浜野彩希 撮影協力/BACKGROUNDS FACTORY