どんなに愛し合っていても、付き合いが長くなってくると気持ちが薄れてしまうことも。それを、仕方ない……と受け入れてしまっていいものなのでしょうか。その先にあるのは悲しい別れかも……。でも、それを防ぐ方法もあるはず。そこで今回は、“男の彼女への気持ちが再燃する瞬間”を紹介するので、参考にしてください。
文・塚田牧夫
尊敬する人の言葉で
「友だちの結婚式の二次会に参加したときです。彼女とも共通の知り合いだったので一緒に参加していました。するとそこに、僕が大好きな漫画家さんがいたんです。
友だちは出版社に勤めているので、その関係で知り合ったそう。友だちを介して挨拶させてもらったんですが、その方が僕の彼女を『素敵な女性だ』とすごく褒めるんです。
付き合いも長かったし、そんな感情はとっくになくなっていたけど、尊敬する人に言われるとその言葉が胸にスッと入ってきて、彼女のことを見直すようになりました」アユム(仮名)/30歳
恋の仕組みを知った
「恋愛のメカニズムについて説明しているテレビ番組を見たんです。恋愛感情というのは、なんでもホルモンの分泌により起こるものだと言っていました。
でもそのホルモンは、2~3年で出なくなってしまうらしい。すると感情も冷めてしまう。だから、三年ぐらいの周期で別れるカップルが多いとのことでした。
確かに、今まで俺もだいたい三年で別れていました。そう考えると、今の彼女もそろそろ……という時期。
でも、彼女と別れたとしても、また別の女と同じことを繰り返すのだとすると、なんだか面倒臭いなと思いました。“だったら今の彼女がいいや”って気持ちになりましたね」シュウヘイ(仮名)/28歳
縁の深さを感じた
「彼女とは付き合ってもう五年。すれ違うことも多くなり、『少しのあいだ距離を置こう』ってなったんです。
そこで俺は、男友だちと気晴らしに温泉旅行に行くことにしました。向こうでは温泉に入って、近くのお土産屋さんなんかも回って楽しくやってたんです。
そうしたらですよ。そのなかのひとつのお店で彼女に会ったんです。彼女も友だちと温泉旅行に来ていたのでした。そのとき、縁が深いな……と感じましたね。
いい意味で『この子からは逃げられないな』って観念しました」キヨシ(仮名)/31歳
たくましさを見た
「彼女とドライブに行ったときでした。パーキングに車を止めようとしたとき、よそ見してしまったせいで隣の車にぶつけてしまったんです。
『あちゃ~……』って感じで、一気にテンション下がるじゃないですか? 絶望感しかないですよ。
ところが、助手席の彼女がすぐに車を降りて、隣の車の持ち主に謝りに行ったんです。対応が早かったおかげで、大事にならずに済みました。
付き合い始めた三年前はそんな子じゃなかったんです。大人しくて、初対面の人と話すのが苦手なタイプ。時間が経って彼女も変わっていました。たくましくなった彼女を見て、愛おしく感じました」シン(仮名)/30歳
“男の彼女への気持ちが再燃する瞬間”をご紹介しました。
こう見ると、時間が経つのも悪くはない。相手の良いところも悪いところも知ってからの、スタートという感じもします。
二人の繋がりが深ければ、気持ちが薄れてきてしまっても、きっと相手のことを見直すような出来事が起きるのでしょう。
恋愛が上手くいくor上手くいかない #女の特徴 について知る。
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