「地方へ出かける時はその土地で生まれ、愛され続けているお菓子をできるだけチェックします」という菓子・料理研究家の山本ゆりこさん。そんな中で出合った日本各地のおいしいチョコレートをご紹介。「旅先で見つけ、持ち帰ったお菓子を、その場所に想いを馳せつついただくのも楽しいもの。そんな気分をみなさんもぜひ味わって」
[新潟]『マツヤ』のロシアチョコレート
エンビ筒(12種類×各1個程度)¥1,050~
「ロシアの職人から伝授されたというチョコレートは、他にはないおいしさ。特にマトリョーシカ型の化粧箱はかわいいもの好きのテンションを上げてくれます」。チョコレートの中には、りんごや抹茶クリームなど12種類の味わいが。●新潟県新潟市中央区幸西1-2-6 TEL:025・244・0255 9:00~18:00 日・月曜休(祝日の場合は営業)http://www.choco-matsuya.com/
[名古屋]『洋菓子、喫茶 ボンボン』のブラウニー
1個¥180(税込み)
昭和にタイムスリップできる1949年創業の『ボンボン』。定番スイーツのブラウニーは、濃厚なチョコレートとほんのり苦いクルミが相性抜群。「昔ながらの味わいにほっとします。“いいものをお値打ちで”という店のモットーから価格がお手頃なのも魅力」。●愛知県名古屋市東区泉2-1-22 TEL:052・931・0442 8:00~21:00 無休 http://cake-bonbon.com/
[福岡]『カカオロマンス』のソレイユ
小箱(20個入り)¥970(税込み)
星やハート、スペードやクローバーなどをかたどったミニサイズのチョコレートの詰め合わせ。味はスイート、ミルク、ホワイト、ミントの4種類。「いくつかアクセント的に水玉模様などの銀紙で包まれているのが愛らしくて、小さなおみやげにもぴったり」。●福岡県福岡市中央区浄水通5-12 TEL:092・524・1288 10:00~19:00 無休 http://www.cacaoromance.jp/
山本ゆりこさん 菓子・料理研究家。パリで製菓を学び、修業を重ね、12年間暮らす。著書多数。インスタグラムyamamotohotelを日々更新中。
※『anan』2018年1月17日号より。写真・大段まちこ スタイリスト・郡山雅代 構成、文・野尻和代