「開運」と言えば、多くの人は宝くじが当たるなどの“金運の向上”をイメージするのではないでしょうか。金運はの私たちの生活にとって、非常に身近で重要な運です。そこで今回は、占星術や干支、伝統的な暦注などの様々な占いや伝承を取り入れて、総合的な金運の流れをご紹介します。多角的な占いによるお金カレンダーを参考にして、あなたの金運をあげていきましょう!
立春は物欲スイッチを抑えた方が吉
「新年」という雰囲気はすっかりなくなってきた今日この頃ですが、スピリチュアルの世界では伝統的に、立春を1年の切り替わりとして重視しています。立春の前の日を節分と呼び、豆まきなどをするのは有名ですが、立春の日こそ新しい運気を迎え入れる大切な1日なのです。
今年の立春は、例年より1日早く、2月3日に訪れます。これは実に124年ぶりの珍しいことです。さらに、立春であることに加えて一粒万倍日でもあり不成就日でもあるこの日は、金運の視点から見ると、良くも悪くも状況が変化しやすい混沌さが感じられます。
ここから数日間は、うっかり物欲スイッチを押してしまうと、止めどなく浪費してしまう恐れも。計画的なお買い物を心がけましょう。ただし、勉強や自宅の設備増強など、将来のためになる出費を始めるには、非常によいタイミングといえます。
下弦の月を挟んで低調な上旬
立春以降、運気はさっぱりとせず、何かと余計なことに出費を重ねるタイミングが継続します。しばらくは慎重に過ごす必要があるでしょう。
特に、5日に迎える下弦の月は、余計な出費を誘います。必要な買い物に的を絞りつつ、臨時収入などは当てにしすぎないようにするのがよいでしょう。
6日以降は、余計な出費の誘惑は減っていきますが、運気は依然として低調なので、おいしい話に乗ろうとせず、やや節約志向で過ごすことが望ましいです。
10日の一粒万倍日は運の開きはじめ
節約志向での生活が望ましい窮屈な運気は、10日の一粒万倍日を境にちょっとずつ変わっていきます。10日は、買い物日和とまではいきませんが、それなりによい買い物ができそうな1日です。また、臨時収入につながるよい話が聞こえるかもしれません。
翌日の11日は、消耗品の購入に要注意の1日です。一方で、ファッションアイテムなどの被服に関する買い物と、キッチン用品や家具などの住居に関する買い物には問題がありません。
12日の新月は臨時収入の祈りを
古い月が小さくしぼんで、新しい月が生まれる最初の1日でもある新月の日には、新しい月に祈りを捧げると願いが叶うとされています。総合的な占いと暦の読解を元にすると、2月12日の水瓶座の新月は、臨時収入の願いをかなえてくれる力に期待が持てます。
予想外の形で、経済的なメリットにつながるチャンスが巡ってくるかもしれません。
15日はオンライン買い物日和
15日は金運が冴え渡り、いいものを格安で手に入れるチャンスが広がりそうです。この日に購入したものは、末永く愛用できるといったメリットもありますので、オンラインで購入するかどうか迷っているものがある人は、できればこの日まで待ってみるといいでしょう。
ただし海外サイトなど、発送のタイミングが非常に遅い場合、せっかくのよい運気を享受しきれない可能性があります。注文した商品が2月中に届くものであれば、この幸運を活かすことができるでしょう。
18日は凶星が多い
18日はちょっとしたイライラや不安がたまりやすく、そのことが余計な出費につながる恐れがありますので注意してください。
ストレス解消のための買い物を避けるべく、他のストレス解消法を用意しておく必要があるでしょう。
20日、21日の週末は買い物日和
運気の波が激しい2月ですが、20日と21日の週末は大変に運が開ける買い物日和になりそうです。
上弦の月を迎える20日の買い物運は特に強く、日用品から贅沢品に至るまで、何を買うにしても運が味方をしてくれそうです。21日についてもかなり運のよい日です。これまで迷っていたり悩んでいたことに整理がついて、思考がスッと整うように感じることでしょう。
買い物に関しても最適な回答が得られそうです。ただし、21日は冒険気味な買い物は控えた方がいいかもしれません。
下旬はのんびり安定
21日以降、2月は最終日まで安定した運気が期待できます。節約志向が求められる上旬と比べると、気持ちに余裕を持って過ごすことができそうな気配です。
27日は買い物日和の予備日ともいうべきラッキーデーがあります。20日ほどの幸運ではありませんが、十分に価値のある買い物ができそうです。20日や21日が忙しい人は、最初からこの日を狙って買い物をしてもよいでしょう。