乾燥しているわけでもないのに、なんだかムズムズ、そんな経験ありませんか?40代になると増えてくる謎の「かゆみ」。ストレスや更年期などのホルモンバランガ関係しているようです。8つのかゆいシーン別の解決法を紹介します。
乾燥しているわけでもないのに、なんだかムズムズ、そんな経験ありませんか?40代になると増えてくる謎の「かゆみ」。ストレスや更年期などのホルモンバランガ関係しているようです。8つのかゆいシーン別の解決法を紹介します。
「乾燥です、クリームを塗って!」以外の解決法は?
1:下着でかゆい⇒締め付けが原因の可能性も
皮膚が敏感になっている時は、下着のレースや縫い目、ゴムの圧などでもかゆみがあらわれます。化学繊維の下着をやめたり、締め付けないゆったりした下着をつけてみましょう。肌を優しく包むオーガニックコットン。ハーフトップ¥4,600、ストレッチ天竺 深ばきショーツ¥3,200(プリスティン/アバンティ)
2:あったかインナーでかゆい⇒素材によってかゆみが出ることも
肌が敏感になると、化繊素材による蒸れで汗をかいてかゆみが出る場合があります。日頃から肌に直接触れる衣服や下着の素材に綿など天然素材を選んでみましょう。薄手で肌あたりがやさしく心地いいオーガニックコットン。セーターイン 半袖 ¥5,000(プリスティン/アバンティ)
3:タートルネックでかゆい⇒毛足の長いウールが原因
チクチクするのが気になる人は、かゆみが出やすい毛足の長いウール素材は避けて、カシミアやアクリル素材を着たり、インナーなど肌に直接触れるところを綿素材にしてみてください。
4:仕事中にかゆい⇒ストレスがたまると無意識にかいてしまうことも
緊張したりストレスがかかると自律神経の働きで体がかゆくなることがあります。引っかくとさらにかゆみが増すので、意識してかかないようにすることが必要です。
5:厚着してかゆい⇒通気性をよくして肌が蒸れないように
寒さを防ぐために重ね着をすると通気性が悪くなり、汗をかいても蒸発せずに、蒸れて肌が炎症を起こし、汗アレルギーと呼ばれる状態になります。汗をかく部位のかぶれ・かゆみに効く乳液タイプの治療薬。メソッドASローション12g¥1,280[第2類医薬品](ライオン)
6:ソックスのゴムでかゆい⇒ゴム素材のかぶれや血流障害かも
圧迫により血の流れが悪くなるとかゆみがあらわれます。きつい締め付けがあるものは避けましょう。また、ゴム素材はかぶれやすいので、天然素材のものがおすすめです。伸縮加工素材が入っていないオーガニックコットンで、締め付けがない。薄手おやすみソックス¥1,200(プリスティン/アバンティ)
7:アクセサリーでかゆい⇒汗で溶けにくい素材を選ぶ
汗によって金属イオンが溶け出し、金属アレルギーを引き起こす原因となります。ニッケルやコバルトなどは金属かぶれを起こしやすく、白金やチタンが比較的安全と言われています。
8:シャンプーしてかゆい⇒頭皮に皮脂を残さない
しっかりシャンプーをして頭皮に皮脂を残さないことが大切。頭皮に皮脂がたまると常在菌も増えてかゆくなります。かゆみを感じたら、頭皮の洗浄が足りないと考えて。左、頭皮のかゆみ・湿疹に効く6種の有効成分配合。メソッドCLローション50mL¥1,280[第2類医薬品](ライオン)右、フケ原因菌の増殖を抑えてフケ・かゆみを防ぐ。コラージュフルフルネクストシャンプー200㎖〈すっきりさらさらタイプ〉¥1,680(持田ヘルスケア)
2021年『美ST』2月号掲載
撮影/五十嵐 洋 イラスト/大橋明子 取材/浦﨑かおり 編集/佐久間朋子