たとえ別れたあとでも、いい意味で男性の記憶に残り続ける女性もいるでしょう。そこで今回は、複雑怪奇な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、男性が一生忘れられない女性の特徴をお話します。
1:成長させてくれた
交際、あるいは深く交流することで自分自身の成長につながった女性のことを、一生忘れられないと話す男性は多いです。付き合っているときの刺激的な経験だけでなく、恋人同士にはならなかったとしても、精神的な成長につながるような交流をしてきた人のことは、会わなくなって時間が経過しても、しばしば思い出すようです。
また、こういったタイプの女性と交際すると、しばしば衝突することもあるため「ムカつく」「イラつく」と思う男性も。しかし、自分が成長したときに「あの女性のおかげで、今の自分がある」と感謝の対象になる例もあるようです。
2:強烈な才能があった
なにか強烈な才能がある女性と関わると、その後もふとしたときに彼女を思い出す、という男性も多いです。仕事に関わる才能だけでなく、料理や芸術的センス、あるいは恋愛のテクニックにしても、類まれな才能を感じさせられた人は、強烈な印象が残り続けるもの。
別れて時間が経過しても、彼女を思い出す「何か」に触れた瞬間に「そういえば、あの人はどうしているかなぁ」などと、感傷的に思い出す男性も珍しくありません。また、強烈な才能を有する人の多くはその分野で有名になっているケースも多く、メディアなどでその女性を見かけるたびに、昔の自分との時間を思い出し、懐かしくなることもあるようです。
3:別れ際が清々しかった
別れ際に清々しさを残す女性は、交際中どんなにドロドロしていたとしても、男性にとって「一生忘れられない」と感じる対象になりやすいです。ここで言う「清々しい」は、単にサッパリした別れだったというだけでなく、別れたあとに不快な感情が残らず、むしろいい意味での余韻や、あとから一抹の未練すら湧かせるような別れ際のこと。
「別れ際には本性が出る」とも聞くように、別れた直後にハッとするようなかっこいい別れ方ができると、こういった女性のことは別れてから時間が経過するにつれ、ふとしたときに存在を思い出し「今頃、幸せにしているといいな」とノスタルジックな気持ちとともに彼女の姿を思い出す男性が多いようです。
その後、別れ際がドロドロな人との経験が多くなるほど「あのときのあの女性は、素敵だったなぁ」と記憶の中に残り続けることもよくあるそうです。
時間の経過とともに、記憶は美化される人が多いですよね。交際中、または交際していなくても頻繁に会っていたときにはさほどのインパクトがなかったとしても、別れたあとに何かと思い出してしまう「ずっと記憶に残る人」は、どんな男性にもひとりやふたりは存在するのではないでしょうか。
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※ 2021年3月17日作成