旅行など外出の機会が増える夏は、軽くて歩きやすい靴が欲しくなりませんか?今回ご紹介するのは、さりげなくも存在感のあるデザインのフラットシューズの数々。お気に入りの一足を履いて出かければ、暑い日の足取りもきっと軽くなることまちがいなしです。
濃淡のある藍染が印象的な「BASSEN WORKS」のシューズ
まずは、海を思わせるようなブルーのペイズリー柄が目を引く「BASSEN WORKS(バッセンワークス)」のフラットシューズ。創業93年の歴史がある老舗染工場「山陽染工(さんようせんこう)」と、伝統的な製法を受け継ぐシューズメーカー「株式会社スピングルカンパニー」の2社が協力して作っているものです。生地には、一度染めた後に漂白のように色を抜く「抜染(ばっせん)」という技術を用いて模様がつけられています。中でも部分的に色の抜け具合を変えて濃淡を表現する方法を採用。染めているためプリントのように剥がれることもなく、使うほど味が増していくそう。かかと部分がホワイトのスリッポンと総柄のスニーカーの2種類があり、どちらも夏の日差しに似合う涼しげな一足となっています。
甲の形と模様がかわいらしい「hanamikoji」のシューズ
甲の部分がまるくあいた形と、おにぎりの模様がかわいらしいこちらのシューズ。台湾の女性たちが京都を旅行した際に、その景色や人情味あふれる風景に感銘を受けたことがきっかけとなって誕生したブランド「hanamikoji(はなみこうじ)」のものです。「あなたと旅するフラットシューズ」をコンセプトに、足にフィットする中敷きを選ぶなど歩きやすさにもこだわって手作業で製作しています。リラックスした雰囲気と抜群の履き心地は、毎日の生活の中でも、旅先でも愛用したくなる一足です。
フィット感と開放感が両立した「iGUANEYE」のシューズ
シューズのサイド部分を大胆にそぎ落とした独特のフォルムに思わず見入ってしまうのは、「iGUANEYE(イグアナアイ)」の「FS」シリーズ。かつて、アマゾンのインディオたちが足をゴムの木の樹液に浸し、薪の煙でいぶして保護していたことにヒントを得たシューズです。弾力性に優れたゴム素材を使用し、足に沿うように設計。またボディの8色とインソールの6色を組み合わせ、48通りのカラーバリエーションがあるのも魅力です。インソールにはウォータープルーフのタイプもあるので、リゾートのビーチで履くのもおすすめですよ。
気になるフラットシューズはありましたか?おしゃれで歩きやすい一足を手に入れて、いろいろな場所へとお出かけを楽しんでくださいね。
BASSEN WORKS(バッセンワークス)
hanamikoji(はなみこうじ)
iGUANEYE(イグアナアイ)青山本店
東京都港区南青山5-6-14