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モノを大切にするのが大人の女性。端材を使ったアップサイクル雑貨に注目

インテリア

破棄される予定だった椅子の背板や、木琴を作る際に出た端材など、捨てられる運命にあったものに新たな視点を加えて、別のアイテムに生まれ変わらせるアップサイクルブランド「NEWSED(ニューズド)」。廃材から生まれたバラエティに富んだプロダクトは、わたしたちにわくわくと感動を与えてくれます。

廃材を新しい視点で蘇らせるアップサイクルブランド

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「NEWSED(ニューズド)」は、廃材などの古くなってしまったものを別のプロダクトとして蘇らせるアップサイクルブランド。その廃材たちが生まれたストーリーや背景をマテリアルのひとつとして考えつつ、そこに新たな視点を加えた商品開発を行っています。

何気なく上着をかけていた椅子の背板がハンガーに

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一見普通の木製ハンガーに見えるこちらは、学校で使われていた椅子の背板を利用して作られたもの。椅子の背板に何気なく上着をかけていた人も多いのではないでしょうか。そんな無意識の記憶を新しく形にしたのがこのハンガーです。子どもたちの成長を見届けたあとに破棄される運命にあった椅子が、今はこうして生活に寄り添うプロダクトとしてわたしたちの日常に溶け込みます。

After school hanger/3,024円(税込)※1セット3個入り

木琴の端材が、今度は軽快な音を奏でて栓を開けてくれます

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こちらは、木琴の端材を利用したボトルオープナー。スクリューをさしてコルクを抜くワインオープナー「Pon」と、金属部分を引っかけて栓を抜く「Pusyu」の2種類が展開されています。木琴の心地良い音色を奏でるために作られた木材が、今度は「ポンッ」とコルクを抜いたり、「プシュッ」と栓を開けてくれるアイテムとして生まれ変わりました。持ち手部分に入れられた焼印は、楽譜でよく見るリピート記号。お仕事終わりの一杯や、お祝い事の乾杯など、楽しい音が何度も聞こえてくるようにと刻印されているそうです。

Pon、Pusyu/各3,078円(税込)

ファッショナブルなアクリル端材は唯一無二のタグプレートに

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こちらは、アクセサリー制作やオーダーメイドの店舗什器を手掛ける工場から出るアクリルの端材を使用して作られたタグプレート。ファッショナブルなプロダクトを制作するために生み出された素材なので、ラメや生地などが入っているものなどもあります。そこに数字やアルファベットを1文字ずつ入れ、世界にひとつだけのプレートが完成。傘やバッグ、鍵などにこれをつければ、すぐに自分のものだとわかります。

Acryl Tag Plate/各1,404円(税込)

廃材に意味を見出し、新しいプロダクトを生み出します

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今回ご紹介したプロダクトはほんの一部で、他にもソフトビニール人形を作る際に出てしまう丸くくり抜かれた端材をそのまま使用した留め具シールや、ウェットスーツの余り生地でできたポーチなど、バラエティ豊かなラインナップが揃っています。

廃材とは、もとは捨てられそうな運命にあったもの。その形になってしまったことには何か理由があると捉え、新しいアイテムに生まれ変わらせているNEWSEDの取り組みは、ものを大切にすることの素晴らしさと、新しい視点でものごとを見る楽しさの両方を教えてくれます。

photo / NEWSED

NEWSED(ニューズド)

http://newsed.jp/
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