CASE 8:病欠をフォローしてくれた同僚へのお礼
「先週は当番を代わってくださり、ありがとうございました! とても助かりました。少しですが、ほんの気持ちです。お口に合いますように。」
助けてもらったお礼に、ちょっとしたお菓子に添えるミニカードに書くメッセージ。贈り物をする時、「つまらないものですが」という表現もあるけれど、このケースではへりくだりすぎ。「ほんの気持ち」というくらいの書き方が、相手も気持ちよく受け取れます。
むらかみかずこさん 一般社団法人手紙文化振興協会代表理事。手紙に関する講演、執筆を行う。近著は『感じのいい人がやっている 気持ちが伝わる絶妙3行文章』(PHP研究所)。
※『anan』2021年4月21日号より。写真・清水奈緒 スタイリスト・長坂磨莉 取材、文・野尻和代
(by anan編集部)