こんにちは、コスメ&メイクライターの古賀令奈です。「朝のメイクでは透明感があったのに、マスクをするとなんだか暗い」定番の白マスクをつけると、そんな現象に悩む方が少なくないのではないでしょうか。今回はマスクで肌がくすんで見えるNGメイクと改善方法についてお伝えします。
定番の白マスクはくすみ顔に見えやすい
マスクの王道カラーといえば白。真っ白のマスクは顔を明るく見せてくれるかと思いきや、暗くくすんだ印象を与えてしまいがちです。
肌なじみのよいベージュのマスクと比べてみましょう。白マスクよりも明るく血色良く見えて、顔映りの違いがわかりやすいかと思います。
白マスクはどんなシーンでも使いやすくて便利ですが、メイクによっては顔色や肌色が暗く見えてしまいやすいです。
明るくいきいきとした表情を演出できるように、メイクで血色感とツヤを与えましょう。
NG1:「顔全体が暗い」ピンクを仕込んで顔色チェンジ
白マスクをつけると、顔全体が暗く見えたり、クマが目立ったりしやすい方が多いのではないでしょうか。
マスクなしならいつものベースメイクで満足できても、白マスクの日は不満を感じてしまうかもしれません。
明るい表情に仕上げるためには、ファンデーションを塗る前に、顔全体に血色を仕込んでおくとよいでしょう。
血色アップにおすすめのアイテムは、ピンクのコントロールカラー。ファンデーションの前に塗っておくことで、顔色もクマもカモフラージュされます。
ここで使ったのは、江原道の「メイクアップ カラーベース」(SPF25・PA++ 税込4,400円)。ラベンダーピンクは健康的で明るい肌を演出してくれる色です。
NG2:「なんだか冴えない…」アイシャドウはソフトなレッドブラウンで
マスクから見える目元は、なりたい印象を伝える重要なパーツ。とはいえ、カラーメイクは日常的に取り入れにくく、無難なブラウンで済ませたいところです。
一口にブラウンといっても、さまざまな色みが。イエローブラウン系だとクールな印象になり、あまり元気そうに見えません。
同じブラウンでも、レッド系だとあたたかみが加わります。ソフトな配色のレッドブラウン系ならシーンを問わず使いやすく、やわらかな表情に仕上がるでしょう。
ヴィセの「グロッシー リッチ アイズ N」RD‐6(税込1,320円)は、深みとやわらかさをあわせもつ絶妙なブラウンレッド。適度な目力を与えつつ、やさしげな表情へと導きます。
NG3:「パサついて見える」マスクより上にスティックチークを直塗り
マスクをしていると顔の露出部分が少ないため、血色だけでなくツヤも感じにくくなります。
普段どおりにパウダーチークを入れていても目立ちにくかったり、物足りなさを感じたりしやすいでしょう。