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既読スルーでも脈アリ?…彼の本音を探るLINEの読み方

LINEで好きな人の気持ちを探るのは、いまや当たり前のこと。巷にはたくさんのLINE術が出回っていて、何をどう信じればいいかわからないかもしれません。でも、LINEで脈アリか脈ナシかを知るためには、本人を『観察』するのが何より大事なんです。

LINE術に『絶対』はない!

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恋愛メンタルアドバイザーの沙木貴咲です。女性にとっては、好きな人のLINEから本音を読めるかどうかが、恋の行方を決める大切なポイントかもしれません。でも、LINEだけで本当に『脈アリ・脈ナシ』がわかるんでしょうか?

・男性はマメにLINEしない。
・内容のない女性のLINEは嫌われる。
・男性は長く続くやり取りが苦手。

恋にまつわるLINEルールには、こんな内容がよく指摘されますが……でも、思わず納得の鉄板といえるものでさえ、『絶対』ではありません。

というのも、たとえばアラサー以上の男性にとっては、「LINEは連絡ツールでありコミュニケーションツールではないので、マメなやり取りはしないし、内容のないメッセージも苦手」というのは妥当でも、20代男性にはそうとも限らないから。

物心ついたときにはSNSが当たり前にあった世代だと、男性でもマメにLINEしたり、内容のないメッセージを送ったりもするんです。また、長く会話が続くから「好き」というわけでもなく、暇つぶしや寂しさをまぎらわすためにLINEを続ける男性だっています。

あるいは、同じ20代男子でも、タレントのりゅうちぇるさんのような女子的感覚を強く持ったタイプと、そうではない硬派なタイプがいるので、「年齢や価値観に関係なく、共通するLINE術」はあり得ません。あくまで参考にする程度がちょうど良いんです。

実録1:仕事が忙しい男性の既読スルー

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これは、私が恋愛相談を受けた人の実話ですが……30代前半の仕事が忙しい男性と、初めてデートの約束をしようとして、LINEが既読のまま1日半スルーされたという女性がいました。当然、「脈ナシ」と思ったそうです。

けれど、2日目にやっと返事が来て、内容はデートができる候補日と時間のお知らせ。つまり彼は、デートする気マンマンで、脈ナシどころか大いに脈アリだったんです。

しかもその男性は、LINEが既読になるまでがいつも遅く、返信も遅れがち。返事の内容も「了解しました」「そうなんですね」という素っ気ないものばかり。LINEだけを見ると、本気で付き合う気がなさそうに感じますが、彼は女性のことを気に入って、2回目のデートで告白してきたそうです。

仕事が忙しい30代男性は、マメにLINEをやり取りする余裕がなく、脈アリでも既読スルー・気のない返事は当たり前なんですよ。

実録2:LINEだけラブラブ男性の謎!

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筆者の親しい後輩のリアルな体験をもうひとつご紹介。20代半ばの後輩には『友だち以上恋人未満』の同年齢の男友だちがいて、毎日朝から寝るまでLINEを送り合っていたそうです。ドキッとするようなセリフを送られることもあり、後輩はすっかり好きになっていたんですが、彼に「今度、二人でごはん行かない?」と言ったところ、なぜか急に既読スルー状態に。

一日経ってから「最近、仕事が忙しくて……」というお断りが入り、それ以降も何かと理由をつけて対面を避けるのだとか。後輩は素直に男友だちの言葉を信じているのですが、彼にその気がないのは明らか。LINEの中でラブラブする、疑似恋愛が楽しかっただけなのでしょう。

彼の性格とコミュニケーションの癖を知る!

LINEでの振る舞いは、本人の性格とコミュニケーションの癖で決まります。好きな人については、恋愛感情が募るにつれて把握しづらくなるかもしれませんが、男っぽい性格で結論をズバッと言う男性はLINEでもマメさはなく、一方的なメッセージや必要事項の連絡だけをやり取りすることが多いはず。また、女性的な柔和さを持つおしゃべりな男性は、LINEでも女子っぽい感覚のやり取りを好むでしょう。

さらには、男性の仕事の内容や働き方、どれだけ忙しいのかによっても、LINEの傾向は違ってきます。仕事に重きを置く忙しい男性ほど、LINEでは素っ気なく、日中は特に必要最低限の言葉しか送らないようです。そうして、彼を細かく観察することで、好きな人のLINEの『脈アリ・脈ナシ』を正しく判断できるようになるんです。

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※2018年8月30日作成

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