数々のバズりアイテムをこの世に送り出してきた無印良品から、また新たなバズりコスメが誕生し、盛り上がりを見せています。
その商品は「エイジングケア薬用リンクルケアクリームマスク」。人気の理由は、シワ改善の有効成分「ナイアシンアミド」という成分が配合されているにも関わらず、80g入りで1990円というお求めやすい価格が関係しているようです。
今回は、美容家である筆者がこの商品の実力をチェックしました。
テクスチャーや香りなど使用感
商品の裏面に「化粧水や乳液、美容液等の後、お手入れの最後に使用してください。」という使用方法が掲載されているので、それに従い夜に使用しました。
手に取ると硬めのテクスチャーで、のばす時に重さを感じます。
その一方で塗った直後は肌がかなりしっとりとして潤いの膜で乾燥から守ってくれるような感覚があり、とても好きな使用感でした。
「顔全体に厚く塗り広げ、3~5分ほど置いたのちにマッサージするようになじませてください」ということだったのでそのようにしてみました。
テクスチャーが硬めのため、指の滑りがよくなるというよりは指の動きが止まるような重たさがあるため、自己流マッサージをすると皮膚を引っ張る恐れがあります。そのため自己流マッサージにはあまりおすすめできないと感じました。
塗った当日のクリームマスクとしての使用感は好印象。今までの無印良品のコスメの中で最も好きな商品かもしれないと感じつつ眠りにつきました。
翌日の肌印象は?
翌日の肌状態を観察してみましたが、少し期待とは異なる結果でした。塗った直後は濃密な潤いを湛えていた肌は少しカサつき、突っ張り感も感じました。これは乾燥肌の筆者だからかもしれません。
ちなみにこちらの商品以外はいつもと同じのスキンケアアイテムを使用しました。肌のコンディションのせいかもしれないと数日同様に試してみましたが、結果は同じでした。
ただ、肌にハリが出てキメが徐々に整っていく印象はありました。シワの程度にもよりますが、筆者の場合は使い続けることで浅いシワは改善できそうな予感がしています。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。
同じ1000円台のナイアシンアミド配合のクリームは?
こちらの商品よりもずっと先に筆者が使用していた、ナイアシンアミド配合の1000円台のクリームがあります。それが、ネイチャーコンクの「薬用 リンクルケア ジェルクリーム」(税込1480円)です。
無印良品同様内容量は80gです。しかし、無印良品と異なる点は「ナイアシンアミド」が配合されていますが、こちらはシワ改善だけでなく、美白有効成分としても認可されているという点です。
さらに「薬用 リンクルケア ジェルクリーム」は、乾燥を防ぎながらバリア機能を高める効果や肌荒れまで防ぐ効果まで期待できるというハイスペックさが素晴らしい商品です。
実際両者を左右の手の甲にそれぞれ塗って肌水分量を計測してみました。一度の使用でも2週間の継続使用でも水分量はネイチャーコンクに軍配が上がり、その差も数十という数値の差でした。
「薬用 リンクルケア ジェルクリーム」を2週間継続使用したところ、肌にふっくらとしたハリ、透明感、明るさが出た印象でした。また、のびやかでべたつかない使用感も好印象でした。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。
まとめ
無印良品の「エイジングケア薬用リンクルケアクリームマスク」は、乾燥肌の筆者自身にとってはその保湿力が少し物足りなく感じられたものの、保湿力などに満足できればシワ改善には期待が持てそうな印象があります。