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「都合のいい女」が「本命彼女」になる方法

神崎桃子(体験型恋愛コラムニスト)

女性が気になる恋愛のアレコレを、男性たちに2択アンケート調査。結果をもとに、恋愛コラムニストの神崎桃子さんが男心を分析します。今回は「都合のいい女」にまつわるアンケート。

■「都合のいいセカンド女子」が「本命彼女」になる可能性はある?

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「えっ、彼には本命彼女がいるの? もしかして私は“都合のいい女”ってこと?」
「でも、ほかにめぼしい男は見つからないし……」
「そうよ、このまま関係を続ければ、いつか本命になれるかもしれないもん!」

……なんて淡い期待を抱きながら、好きな人と会ってしまう女性も少なくありません。

はたして男性は、「都合のいいセカンド女子」を「本命彼女」に昇格させることはあるのでしょうか? リアルな声を聞いてみました。

Q.「都合のいいセカンド女子」が「本命彼女」になる可能性はある?

ある:47.3%
ない:52.7%
※有効回答数264件

男性陣の回答は、ほぼ半分に割れる結果に……。それぞれの言い分も覗いてみましょう。

■「本命彼女になる可能性はある」派

◇これから何が起こるかわからない

・「気持ちは変化するもので、先のことはどうなるかわからないから」(32歳/その他/その他)

・「世の中何が起こるか誰にもわからないので」(36歳/その他/販売職・サービス系)

恋の行方は、自分でどうにかできるものではありません。たとえ相手が自分をどんなに好きになって尽くしてくれたとしても、「そのお返しに……」と好きになれるわけではないでしょう。逆に、最初はそれほどでもなかったのに気づいたら好きになっていた、なんてこともありえるわけで……。「絶対ない」と言い切れないのが男と女です。

恋愛とは、交通事故のようなもの。「いつの間にかそうなってしまった」という、想定しなかった事故……。つまり起きるときには起きてしまう、筋書きのないドラマなのです!

◇だんだんと居心地がよくなるかも?

・「長い間付き合うと、いるのが当然になることがあるから」(37歳/その他/事務系専門職)

・「そのうち居心地がよくなる可能性があるから」(35歳/その他/専門職)

恋に効果的なのは“単純接触”って知っていますか? そう、何度も顔を合わせることが大事なんです! 繰り返し接触することで好感度が高まると、心理学者も提唱しています。

本命彼女が忙しくてなかなか会えないとか、遠距離恋愛中なら大チャンス! 「遠くの親戚より近くの他人」ということわざの通り、たまにしか会えない彼女よりも、いつでも会えるセカンド女子のほうが頼りになるかも?

■「本命彼女になる可能性はない」派

◇セカンドはどこまでもセカンド

・「セカンドはあくまでセカンド。本当に好きな子ではないから」(35歳/医療・福祉/その他)

・「都合がいいと割り切った時点で、それ以降の進展はありえないと思う」(36歳/建設・土木/事務系専門職)

男性は、自分を差し出してくれる女性は基本ウエルカムですが、真剣に交際したい相手には、やすやすと思い通りになってほしくありません。自分からアプローチしたとしても、それにすぐ従う女性をどこかで軽視してしまうのです。

◇本命に昇格させるメリットがない

・「今の関係が一番楽でいいのに、わざわざ本命にするメリットがないから。本当にその気ならもっと早くから本命にしている」(26歳/小売店/販売職・サービス系)

・「常に男女の関係だけキープして、本命は結婚に向いた人をさがす」(34歳/団体・公益法人・官公庁/その他)

男性の基本的な恋愛行動は「釣った魚に餌はやらない」スタンス。付き合ってもいない女と関係を持ってしまえば、それ以上になる必要はありません。そういう仲になったあとは、相手の機嫌をとる必要はないので、セカンドポジションのままにしておきます。多くの男性は「釣った魚は食べておしまい!」なのです。

■恋の教訓:今さら「私、そんな軽い女じゃないの」と覆すのは難しい!

恋愛コラムニスト・神崎桃子が、恋愛に不器用な女性たちに声を大にして言いたいのは、「男性に対して餌を匂わすのはいいけど、餌を与えてはダメ!」ということ。

都合のいいセカンド女子は、相手に「私はそんな軽い女じゃない」と最初に知らしめなかったからこそ、今のポジションになってしまったのです。一度言いなりになってしまえば、次は「なんで今日は会ってくれないの?」「今すぐ家に来てよ」と、過剰な要求をしてくるようになるでしょう。彼をそんなふうにしたのは、紛れもなくあなたなんです!

男性は、落ちそうで落ちない女を愛します。本命になりたかったら、“簡単に餌を与えないこと”が一番大事なのよ!

(文:神崎桃子、イラスト:タテノカズヒロ、構成:マイナビウーマン編集部)

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2018年8月27日~8月29日
調査人数:264人(22~39歳の働く男性)

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