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なぜ流行した? インスタジェニックの背景と今後

■楽しむために使えば自分もまわりも幸せに

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自分が目指す人生と、それを得るために今しておくべきことを意識した上でインスタを楽しんでいて、かつ他人に迷惑をかけていないなら、どんな使い方もまちがいではないと思います。

筆者は、2004年にorkutでSNSを初体験して以来、mixi、glee、Facebook、Twitter、そしてインスタグラムとさまざまなSNSを利用してきました。

なので、若いときに出会ったSNSに猛烈にハマっていく感覚は分かります。SNSにとらわれすぎると心身が不安定になることも経験から知っています。リアルを楽しむためにSNSも活用する、くらいのスタンスが、自分もまわりも幸せになりやすいバランスかもしれません。

同じ「好き」を共有できる人や、ハッとする物や考え方など、日常では得られない出会いがSNSにはあります。インスタは、写真を通じてそれを得られる場所。ビジュアルへの感応力が高く、小さな空間に自分の世界を構築するのが得意(漫画しかり、ラーメンしかり)な日本人に合っていると思います。

インスタジェニック至上主義同士の男女が付き合うのもアリでしょう。とはいえ、恋人と大っぴらに仲良くしていたら批判をされる羽目になった剛力彩芽の例を考えると、恋愛をしていてもインスタではひとりで美を表現するのが日本人の好むインスタジェニックなのかもしれません。

(文:ヨダエリ)

※画像はイメージです

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