モノを出したままなのに、なぜかオシャレ。中にしまいこむだけが収納ではなく、「見せる収納」でスッキリおしゃれにする方法もありますよね。そこで、シンプルライフをテーマに洗練された空間で暮らすインスタグラマー・maiさんのおしゃれな空間作りアイデアをご紹介します。
見せる収納を格上げする3つのポイントとは
家づくりをしていく過程で収納に興味を持ちはじめ、整理収納アドバイザーの講座を受けたというmaiさん。受講したことで整理収納の基本を知り、シンプルにすっきりとした暮らしを送りたいと思ったそうです。
そんなmaiさんが考える見せる収納をすっきりとさせる3つのポイントとは、「統一感を持たせる」・「適度な余白を持たせる」・「見せるものはお気に入りのものに厳選する」こと。それでは、これらのルールに則った美しい収納アイデアを見ていきましょう。
見せてもおしゃれに決まる4つのルール
1:高さを揃えて余白感を出す
まずは、統一感を持たせることと余白をつくることを併せた収納アイデア。写真は無印良品のユニットシェルフ×ステンレスバスケットを使用したストッカー。ステンレスバスケットも収納スペースの高さぴったりのサイズではなく、低めのかごを選び、余白感を生んでいます。収納するものの高さを揃えて、あまり詰め込みすぎないこともポイント。
2:ステンレス・木・ガラス素材を選ぶ
見た目の美しさと清潔感からステンレスアイテムがお気に入りだというmaiさん。木製ツールは木の温もりが感じられて料理も美味しそうに見えることから、キッチンツールはステンレス×ウッドで統一。マグネットナイフラックによく使うキッチンツールをまとめて収納しているそう。
キッチン背面には、壁を有効活用して無印良品の「壁に付けられる家具箱」で収納棚を。温もりあるウッドの棚に、ガラスやステンレス製の涼しげな食器が美しく配置されています。
3:デザイナーズアイテムを選ぶ
こちらもキッチン背面の収納スペース。
ドイツ創立のブランドで高品質な製品を取り扱う「ハーフェレ」のハンガーポールには、ハイセンスなアイテムが余白を活かしながらバランスよく吊るされています。
鋳鉄でできたユニークな「鳥部製作所」の健康鯛は、やかんに入れてお湯を沸かすと鉄分が溶けだした白湯を作ることができるという画期的アイテム。白湯生活をスタートしたというmaiさんにぴったりですね。ほかにも、北欧生まれのキッチンツール「ヨナス」のホッパーやドイツの老舗ブラシメーカー「レデッカー」のブラシクリーナーなど、デザイナーズブランドのアイテムがずらり。
4:絵になるものだけを置く
ここでは、インテリアの選び方のヒントについてご紹介します。
テレビ横のポスターはスウェーデンのインテリアブランド「DESENIO」のもの、美しい流線を描くガラスの置物は「iittala」のランタン キャンドルホルダー。愛らしい鳥の置物がちょこんと乗ったスツールは、「アーノルドサーカススツール」のものです。こちらのスツールは、ひっくり返すことでゴミ箱としても活用できるそう。
それぞれ一つだけでも絵になりますが、合わせて置くことでおしゃれ度がアップ。ポイントは、くすみカラー系でまとめていること。統一感が重要な鍵になりますね。
飾ることを意識した見せる収納でお部屋を格上げ
素材や形を統一すること、棚に置くモノ同士をあまりくっつけないこと、置いてあるだけで絵になるアイテムを取り入れること。
これらをルールとしたmaiさんの整理・収納アイデアをご紹介しました。
統一感があるときちんと感も出るので、それだけですっきりと片付いている印象を与えることができますね。アイテムの配置を考えるのも楽しくなりそうです。
photo / mai
mai(@mnmuehue)
ご夫婦お二人と愛犬二匹でシンプルかつ洗練されたおしゃれなインテリアに囲まれた暮らしを送るmaiさん。すっきりと美しい整理・収納、お掃除アイデアなど、即実践しやすく丁寧な投稿記事多数。