いつも完璧を目指して疲れているなら、たまには気持ちをゆるめてみませんか。
すべてを完璧にこなそうとして、気持ちをすり減らしていませんか？ どこかで気持ちをゆるめてあげないと、いつかパンクしてしまうかもしれません。
「ほどほど」を自分に許す3つのヒントを、fumumu取材班が聞いてきました。
①「できた」を探す
「完璧主義の人って、『できなかったこと』を探しがちだと思うんです。足りない部分に目を向けて、完璧にこなせない自分を責めてしまうというか…。
100％完璧！ なんて、なかなか難しいじゃないですか。なにかしら、探せば『もっとこうすればよかった』という部分は見つかると思うし。できなかったことより、できたことを探したほうがいいと思いますよ。
自分の評価を、減点方式ではなく加点方式で決めるんです。できなかったことがあっても、『今日はこれもやったし、あれもできた！』とプラスの面に目を向けることで、気持ちが楽になると思います」（20代・女性）
②時間に制限を
「何事も完璧を求めて、自分の時間がなくなることが多いので…。多少手を抜いても困らないものに関しては、時間に制限を設けるようにしています。
私の場合は、部屋の掃除とか。そこまで時間をかけたら自分の休憩がなくなるとわかっているのに、つい『あそこもちゃんとキレイにしなくちゃ！』と焦ってしまうんです。
なので、掃除を始める前に『今日はキッチンだけ掃除しよう。15分やったら終わり！』と、タイムリミットを決めておきます。終わりがあることで、自分から新しい作業を生み出して、それをこなすために必死にならなくてすむんですよね」（20代・女性）
③休憩は自分で作る
「目の前のことに夢中になって、余裕がなくなってしまう人は、自分の休憩時間を意識的に確保しておくといいですよ。『空いた時間があれば休む』と考えている人もいると思うんですけど…。
真面目な人ほど、空いた時間があれば『じゃあこれを終わらせよう！』と行動しがちだから。『ここは休む時間』とあらかじめ決めておかないと、休憩に入れない人もいると思うんです。
どうしても休憩に入れない人は、休憩時間に合わせてアラームをかけておくのがおすすめです。ホッと一息つく時間を作れば、完璧を目指して張りつめた気持ちも、少しはゆるむんじゃないでしょうか」（20代・女性）
「できなかったこと」より、「できたこと」を探す。
いつもは自覚できなかった自分の努力に、やっと気が付けるかもしれませんね。
