定期的に価格の見直しを行っている「無印良品」。
コロナ禍でおうち時間が長くなった今、「食べる」「寝る/くつろぐ」「整える」の日常生活を支える基本カテゴリーの商品をより多くの人に手に取って欲しいとの想いから、ベストセラーを中心に、約200品目の価格が改定されました。
今回は9月1日から価格改定された商品を中心に紹介します。
「使うとやみつきになる!!」
・シリコーン調理スプーン(590円→490円)
「炒める、すくう、盛り付ける」がこの一本でできる、万能なシリコーン製スプーンです。先端は、耐熱温度の高いシリコーン素材を使用しているため、フライパンや鍋などの調理器具を傷めにくい仕様です。
SNS上ではかねてから「無印良品で買って良かったもの第一位かも」「噂どおりの名品」「使うとやみつきになる!!」といった声が上がっています。
同社によると、コロナ禍で自宅で料理する人が増え、需要が昨年比3倍に伸びたそう。幅広い調理に役立つアイテムがこれまでより手頃な価格で買えるのは嬉しいですね。
・素材を生かしたカレー キーマ(290円→250円)
にんにくと生姜の風味がきいた挽肉にガラムマサラを加え、香り高く仕上げた、北インドのキーマカレーをお手本にした商品です。
在宅勤務中にランチを手軽に済ませたい、などの需要から、カレー全体の販売点数は昨年比約1.5倍に伸びたそう。まだ食べたことがないという人は注目です。
・ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプ・ワイド・A4用ホワイトグレー(690円→590円)
ポリプロピレンファイルボックスシリーズは、1996年に書類を整理するために開発されました。当初は中身の見える半透明のタイプだけでしたが、使用用途や消費者の声を参考に、形やサイズ、色のバリエーションが増えました。
様々な用途で、必要な時に必要なだけ買い足してそろえることもできるので、ファイル整理だけでなくキッチンやランドリー周りの収納など、それぞれの場所やくらしに適した収納に役立ちます。
その他にも「体にフィットするソファ・本体」(9990円→7990円/7月30日~)や「綿パイルフェイスタオル・中厚手」(490円→290円/8月26日~)など、多数の商品の価格が見直されています。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。
大規模な価格改定のワケ
無印良品には、40年前から変わらない「素材の選択」「工程の点検」「包装の簡略化」のものづくりの基本があります。
今回の価格改定は、家ナカでの需要が伸びる商品の生産レーンの拡張や、生活用品について衣料品と同じ調達背景の原料を使用し素材を有効活用するなど、生産パートナーとの強固な連携により実現しました。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。