「ゆとりある空間づくり」を意識したひとり暮らしのインテリアが注目されています。リモートワークなどで自宅で過ごす時間が増えたため、少し贅沢に空間を使ったインテリアを求める方が増えているよう。今回は、居心地を重視したひとり暮らしインテリアのポイントと実例集をご紹介します。
ひとり暮らしは「自分の居心地」を重視できるのが魅力
おうち時間が増えている昨今、自宅を居心地よい空間にしたいと願う人は多いのではないでしょうか。インテリア系サイトやSNSなどでも、できるだけゆったりと空間をつかった部屋づくりが人気なよう。それは、ひとり暮らしのインテリアも例外ではありません。
ひとり暮らしには以下のようなメリットがあることから、徹底的にインテリアにこだわる人も増えています。
【ひとり暮らしのメリット】
・人に合わせず、自分だけの居心地のよさを追求できる
・ひとり分のモノだけで暮らすため空間を贅沢に使える
・インテリアも自由自在、好みに合わせて模様替えしやすい
特にひとり暮らしはモノを厳選しやすいことが、すっきりとした空間づくりが実現するカギに。空間を広々と使いたいと思ったら、改めて持ち物を把握し厳選することから始めてみてはいかがでしょうか。
それでは、ゆとりあるひとり暮らしを叶えた、インテリア上手さんの部屋を見ていきましょう。
「ゆとりある」ひとり暮らしのインテリアをつくるポイント&実例集
1:少し広めの1DKでつくるナチュラルインテリア
こちらは、6畳+12畳の1DKの部屋。空間を広々と見せる白いフローリングと白い壁、天井をベースに、家具や雑貨類も白、黄色、茶色の3カラーに統一しています。
隣の部屋は、キッチンとダイニング。空間のアクセントになるのは、シャビーなリメイク家具を制作するGIRAFFES CRAFTのダイニングテーブルとチェアです。スチールと木の異素材ミックスがナチュラルな空間のスパイスになっていますね。
テーマカラーに合わせて厳選された雑貨がセンス良く並べられた壁面は、ほっと心を和ませる癒しのコーナーになっています。
2:ワンルームで叶えた機能的&シンプルインテリア
シンプルに、そして機能的な暮らしが空間からも伝わってくるワンルーム。無機質素材と木の温もりで彩られたメンズライク×ナチュラルインテリアの融合が素敵です。
縦に長いワンルームなので、寝室とリビングの間に天井から布をさげてゆるやかに仕切っているのもお手本にしたいところ。
立体的に飾られたグリーンが目を惹くみずみずしい空間。厳選して置かれている家具や雑貨は、DIYも交えながらよりフィット感を大切に配置されています。アートやファッション小物、洋服を組み合わせたディスプレイもこだわりが感じられますね。
3:好きなモノに囲まれた雰囲気のあるインテリア
こちらの部屋は、奥のベッドがあるスペースと手前のスペースを繋げ、オープン空間にリノベーションされています。リノベーションによって、大型家具を置いても余裕のある開放的な空間が実現しました。
左奥に見えている自立式のハンモックが、ソファにプラスしてもうひとつのくつろぎスペースに。レザーソファと色合いを合わせて、まとまりのあるインテリアに仕上げています。
ゆったりと眠れる大きめベッドも、余裕で置くことができるベッドスペース。パレットの上にマットレスを敷くアイデアが斬新です。
4:クラフト感が心地よいメンズライクインテリア
実際の面積よりも広く感じられるのは、白い床の効果。また、その床を最大限見せるよう家具を厳選していることも、ゆったりとした空間づくりのポイントになっています。家具はブラウン系のアイテム基本にして、白い空間にメンズライクなアクセントをプラス。
リビングと寝室の間にあった仕切りを外してオープンな空間に。趣味のアイテムやファッションアイテムなどは壁沿いにまとめ、ディスプレイしながら収納しています。部屋に散りばめられたドライフラワーや植物で心和む雰囲気を演出していますね。