日常のあれこれ、たまには明日の自分にすべて任せてみませんか?
(RossHelen/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)
生きていれば、さまざまなストレスを感じることは避けられません。社会の枠組みの中で生活している以上、居心地の悪い環境に身を置かなくてはいけない場合もあるでしょう。
我慢できなくなったら、日常生活をいったん忘れて、自分の世界に浸ってみませんか?
「プチ現実逃避」の方法を、fumumu取材班が聞いてきました。
①スマホをオフに
「仕事や人間関係に疲れたときは、スマホをオフにして、部屋でゆっくり映画を見ることが多いです。スマホの電源が入っていると、メッセージの通知が気になってしまったり、ついSNSを開いてしまうから。
スマホが普及して、ひとりでいても誰かしらの気配を感じることが多くなったと思うんです。すぐに連絡が取れる点は助かるけど、本当の意味でひとりで過ごす時間が減っているのも確かですよね。
たまに誰とも連絡が取れない状況を作ることで、ひとりの時間を、誰のことも気にせずに楽しめるんです」(20代・女性)
②「明日の自分」に…
「悩み事で頭がいっぱいになって、なにもかも投げ出したいときは、本当に明日の自分に丸ごと任せます! 『明日の自分に任せる、今日の自分はなにもしない!』と決めて、好きなことをするんです。
ずっと悩み続けていても、すぐに解決する問題ばかりではないから。だったら、次の日に自分に任せて、ゆっくり過ごす時間を作ったほうがいいかなって。
夜にあれこれ考えると、特に気分が落ち込みますからね。翌日以降の自分に任せてゆっくり眠るのもアリだと思いますよ」(20代・女性)
③自分を知らない場所に…
「自分のことを知らない場所に行くと、日常生活のしがらみから解き放たれた気分になりますよ。今の世の中はなかなか遠出できる状況ではないけど、始めていくカフェや定食屋に行くだけでも、私は気分転換になります。
よく行くお店だと、店員さんと顔見知りになることもあるから。嫌ではないけど、人付き合いに意識を回せないほど疲れているときは、知り合いに会いたくないんです。
知らない人だけの場所で過ごしていると、だんだん人の目が気にならなくなって、私はスーッと心に余裕が出てくるんです」(20代・女性)
たまに現実逃避をすることで、現実に戻ったときに、また踏ん張りがきくようになるかもしれません。
無理して耐え続けるのではなく、たまには現実から目をそらして自分の心身を回復するのも、とても大切なことですよ。