長く付き合っているということは、それだけ一緒にいて楽しいということでしょう。相手に対して愛情や感謝を抱いているはず。でも、関係性の変化で、寂しく感じることもあるようです。そこで今回は長続きカップルに、「実はしなくなって寂しい」と感じていることについて聞いてみました。
外でのラブラブ行動
「彼女とはもう8年も付き合っています。今でも手をつないで歩きますよ。でも、昔はもっと大胆でしたね。外でハグをしたり、キスをするようなこともありました。
今それをしようとすると、逆に『恥ずかしいからやめて』と言われるほど。愛情が冷めてしまったようで、寂しく感じます」ケイ(仮名)/31歳
付き合いたての頃は、2人でいられる時間が愛おしく、相手に夢中であるため、周りが目に入らなくなることも。ですが、そんな時間が長く続くと、だんだん冷静になって、人目を気にするようになり、彼らのように外でのラブラブ行動が減ってくることが多いのかもしれませんね。
ちょっとした束縛
「まだ付き合いたての頃は、僕が女友だちと出かけるのを彼女はすごくイヤがっていました。『早く帰ってきてね』とよく甘えてくれて…。
でも、付き合って5年。それがまったくなくなりましたね。誰と出かけるのかも聞かれなくなりました」シュウタ(仮名)/30歳
過度な束縛は関係の悪化につながりやすいですが、ちょっとした束縛は「自分のことを気にかけてくれている」「大事にしてくれている」と相手の愛を量れる行動のようです。好きだからこそ、誰と一緒にいるのか気になってしまうし、制限をかけたくなると想像できるからでしょう。
ただ、付き合いが長くなると、彼らのようにお互いに干渉しすぎなくなるのかもしれません。それは彼女にとっては彼を信じているからこそのアクションですが、彼からすると少し寂しく感じてしまったようです。
おやすみのキス
「彼と同棲を始めて4年になります。付き合いたてのころは、夜は一緒にベッドに入って、いろいろ話をしながら、最後におやすみのキスをして寝ていました。
それが今はベッドに入る時間も別々だし、一緒に入っても特に会話がなく、すぐに寝てしまっています。本音を言うと、もうちょっと恋人っぽいことをしたいですね」カズミ(仮名)/28歳
おやすみのキス、いってらっしゃいのキスと頻繁にスキンシップを取っている付き合いたてのカップルも多いでしょう。ですが、しばらくすると睡眠優先に…なんてこともあるようです。
それは愛が冷めたということではなく、お互いの存在が当たり前だからこその行動かもしれませんが、彼女にとっては物寂しさを感じたのかもしれませんね。
デートの記念撮影
「彼女とは付き合って3年になります。最初は、出かけた先々でしょっちゅう写真を撮っていました。ごはんを食べる前なんかも、わざわざ料理の写真を撮っていましたね。
今はそれがだいぶ少なくなりました。よっぽど珍しい景色でないと写真を撮りません。少し寂しい気はします」タクヤ(仮名)/32歳
付き合って間もないと、何もかもが新鮮に感じるのでしょう。だから、記念の思い出に…とたくさん写真を撮ることも。
ただ、デートの回数が増えるごとに、共有したことのある記念や思い出が増えてきます。だんだん新鮮さが薄れてくると、彼のように同じ写真ばかり撮っても…という気分になってくるのかもしれませんね。
長続きカップルが“実はしなくなって寂しい”と感じていることをご紹介しました。
長く付き合うと、だんだん慣れが出てきます。それは愛情が薄れたわけではなく、相手に心を許してるからこその行動がほとんど。ただ、ときに相手に寂しさを感じさせてしまうこともあるようです。たまには初心にかえって、付き合った当初を思い出させるようなことをしてみるのもいいのかもしれません。
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※ 2021年10月25日作成