2021年11月26日、生活雑貨などを取り扱う「ロフト」が、2021年に売れたアイテムとバイヤーおすすめアイテム全100点を発表しました。1月~8月の販売実績によるベストコスメTOP5に加え、殿堂入りコスメや、バイヤー・人気コスメプロデューサーが次のトレンドとして注目しているコスメなど、さまざまなカテゴリーがラインナップ。
発表に際し、都内で行われた展示会にコスメ好きのマイナビウーマン編集部員が参加してきました!
殿堂入りコスメは前回も入賞の「ラ ロッシュ ポゼ」UV下地
今年の殿堂入りコスメは「ラ ロッシュ ポゼ」の人気アイテム「UVイデア XL プロテクショントーンアップ」です。年齢や肌質を問わないUV下地で、前回に引き続き殿堂入りということから高い人気が窺えます。新たに購入する人が多いだけではなく、リピーターが多いのもポイント!
ベストコスメ1位となったのは「VT COSMETICS」の「シカデイリースージングマスク」。マスク生活により肌荒れや乾燥によるくすみに悩む人が多くなったことから、今年のベストコスメでは肌荒れ防止のスキンケアアイテムが多数ランクインしました。
「VT COSMETICS」のシートマスクは毎日使えるボックスタイプであることに加え、ピンセット付きで使いやすいところも高評価。「VT COSMETICS」は5位に「シカクリーム」も入るなど、今人気のブランドと言えそうです。
2位は「DUO」の「ザ クレンジングバーム ブラックリペア」。マスクによる摩擦で毛穴悩みを抱える人が増えている今年のニーズにぴったりのアイテムでした。
3位は殿堂入りした「ラ ロッシュ ポゼ UVイデア XL プロテクショントーンアップ」の「ローズ」タイプ。こちらは肌なじみの良いピンクカラーがくすみをカバーしてくれるところに人気が集まったようです。
メイクアップアイテムもマスク時代のニーズを色濃く反映
マスク着用が長く続いている今、ベストコスメでも目もとを際立たせるコスメが多くランクイン。韓国コスメ「CLIO」の「プロ アイ パレット」はアイシャドウ部門の第2位になりました。カラーバリエーションも多く、複数のカラーを使い分ける人もいる人気アイテムです。
また、今年はインフルエンサーがプロデュースするコスメが注目を集めたのも特徴的です。YouTuber・ふくれなさんの「CipiCipi」、同じくYouTuber ・古川優香さんの「リカフロッシュ」、美容インフルエンサー・きりまるさんの「マイロインク」などは来年も引き続き注目されそうな予感。
ネクストヒットが予想されるブランドとしては、歌手・女優の高橋愛さんがプロデュースする「アイムミクス」、アイドル・宮脇咲良さんの「クラン バイ モラク」など。タレント・kemioさんの「HUMIO」やYouTuber・タナカガさんの「ガブミー」も人気になりそうです。
高橋愛さん、kemioさん、タナカガさんは「ロフトベストコスメ2021」の公式冊子にコメントも寄せているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
睡眠や代謝への関心が高まり、入浴剤にこだわる人が増加
テレワークなどで仕事とプライベートの切り分けがうまくいかなくなったり、運動不足になったりして睡眠・代謝を気にする人が増えている状況から、入浴剤にこだわる人も。重炭酸Na配合の入浴剤や、発汗を促すバスソルトなどが人気のようでした。
ホームスパ部門2位となった「アユーラ」の「メディテーションバスt」は、安らかな香りでゆったりおだやかな気分を誘う入浴剤。ロングセラーアイテムが2020年にリニューアルしたものですが、今年も引き続き注目されています。
また、心地よい香りが人気の「クナイプ」からも重炭酸Na配合の入浴剤が発売され、今後話題になりそうです。重炭酸Na配合の入浴剤は香り付きのものが少ない中、豊かな香りを楽しめるのはうれしい!
重炭酸Na配合の入浴剤ブームに火をつけ、ホームスパ部門で1位となった「BARTH」はアイテム展開を広げており、秋の新商品「プレミアムボディクリーム at bath time」も話題になる予感。肌が濡れた状態で塗布するもので、お風呂上りの急激な乾燥を防ぎます。乾燥が気になる今の時期、手に取る人が増えそうですね。
リアルな声や世相まで反映されたラインナップ
生活の近くにあるロフトのベストコスメは、消費者のリアルな声や世相までもが反映されているように感じられました。今回ピックアップしたもの以外にも、部門が細かく分けられているのでぜひ一度チェックしてみては? 「自分も使っていた!」「リピートした!」と思うようなアイテムがきっとランクインしているはずですよ。