なんとなく気になるカラダの不調。デリケートな悩みゆえ、誰にも相談できずに抱え込んでいる人も多いのでは?
今回は大人女子に多いカラダのトラブルを紹介します。ニオイやかゆみから病気が分かることもあるんです。
妊娠、結婚という将来も見据えて、今一度自分のカラダと向き合って!
アヴェニュー ウィメンズクリニック院長の福山千代子先生に、婦人科系トラブルについてお聞きしました。
教えてくれたのは
アヴェニュー ウィメンズクリニック
院長 福山千代子先生
PMSや婦人科系疾患などの女性の悩みに親身に寄り添い、患者からの信頼も厚い。
住所:東京都港区六本木7-14-7トリニティビル4F
TEL:0120-766-649
婦人科系トラブル! 読者の素朴なQ&A
読者から寄せられたお悩みに、福山千代子先生がアンサー。人に聞けないトラブルを、すっきり解消しましょう!
Q:陰部のニオイやかゆみが気になる
A:性病に感染している可能性があるので、いつもと違うと感じたらクリニックで診察を。ニオイやかゆみが気になるからといって、ゴシゴシと洗いすぎるのはNG。また、膣内を洗ってしまうと膣内のよい常在菌も殺してしまうため、感染を引き起こしやすくなります。外陰部のみを洗うように心がけて。
Q:おりもののニオイ、色、量 、平均的ってどれくらい?
A:色は無色か白、ニオイは酸っぱいぐらいなら普通。量はかなり個人差がありますが、下着がしっとり濡れてしまうなら性感染症の可能性も。おりものがポロポロするならカンジダ、量が多いならクラミジア、魚の腐ったようなニオイがするなら細菌性膣炎を疑って。
Q:下腹部に突然来る痛みが心配……
A:激しい腹痛ならクラミジア感染が進んでいる、卵巣腫瘍が根もとからねじれてしまう茎捻転という可能性も。排卵痛や生理痛と違った激痛を伴うものなら、病気を疑ってすぐクリニックに!
Q:膀胱炎が頻発する……
A:女性は尿道が短いので、男性に比べて膀胱炎になりやすい傾向に。尿道炎に感染する原因の8割は性交後といわれています。性交の前後にシャワーを浴びたり、性交後におしっこをして菌を流すように心がけて。治療しても改善しないなら、クラミジア感染の可能性も。
(steady.編集部)
取材・文/末永陽子
イラスト/トシダナルホ
編/FASHION BOX
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